はじめに
今年の7月、Code for Japanさんが企画されました 行政職員向けICT体験型セミナー「情報の伝え方が変わる!Power BIでレポートを作ってみよう」に参加しました。
- 7/19 アーカイブ 第3回 行政職員向けICT体験型セミナー 「情報の伝え方が変わる!Power BIでレポートを作ってみよう(前半戦)」
- 7/29 アーカイブ 第4回 行政職員向けICT体験型セミナー 「情報の伝え方が変わる!Power BIでレポートを作ってみよう(後半戦)」
そこで @yugoes1021 さんが講師をされていたハンズオンや、さいたま市さん、東京都さんが取り組まれていたPower BIのお取り組みにインスパイアされて、「よし私が住んでいる町田市のコロナ禍の情報も可視化をしよう」と思い立ち、Power BIを公開しています。また、そのデータの更新は、APIやCSV等によるデータが提供されているわけではないので、直接接続はないですが、家庭内で更新作業を半自動化しています。この辺りについて記します。
日々更新しているPower BIレポート
- Power BIレポート → https://bit.ly/Machida-COVID-19
- データソース 町田市における新型コロナウイルス感染症の状況 /町田市ホームページ
- 参考 @yugoes1021 さん [Power BI Tips] Power BI で信号機が作りたい - Qiita
信号機は、最初移動平均にしていましたが、今は直近1週間で、20人を超えると赤、10人代は黄色、一桁は青色としています。
そして、グラフ上で、信号機が何色だったかも分かるページを別途作りました(前の積み上げのページへもPower BI内のリンクで残しています)
残念ながら11月は月次で最多となり、直近も赤信号点滅継続ですが、ちょっとでも見てくれた住民の方がいらっしゃってアラートと感じていただければと考えいます。
更新方法
町田市側では17時以降にホームページのデータが更新されます。それを、我が家は3人家族なのですが、家庭内でシェアしているMicrosoft 365 Formsから登録します。
そうすると、Power Automate経由で、Power BIのデータソースとしている、Excel Onlineに記録されるとともにIFTTT経由で、LINEにも通知されます。
8月までは私一人で更新していましたが、1日1回とはいえ面倒だったので、8月からは家族の協力を得て、更新を自動化している形となります。ビフォーアフターはこんな感じです。
IFTTTではWebHookを受けて、LINE通知をします。
おわりに
Civic Techの書き込みは初めてであり「これが、シビックテックといえるのか?」というも若干不安ですが、町田市民がコロナにやられすぎず、安心できるように自分も見える化何かできないかなぁ、と思ってやっている取り組みを発表しました。
町田市には、現在約2,300人が参加しているfacebookグループがありまして、時々こちらの状況をレポートしています。