はじめに
Power Appsのモデル駆動型アプリを実行すると、キャンバスアプリとは違って上部のメニューのバーが表示されます。
ビュー（一覧）表示ではこちら。
フォーム（明細）表示ではこちら。
先日、気ままに勉強会で、「変なボタンがいろいろありますが（気にせず）...」とおっしゃっていてちょっと受けました。「慣れないうちは意味のわからないボタンは過度に気にしないで」ということかと考えますが、スルーしてメイン機能を使うことにフォーカスすることは大事ですね。
このバーはコマンドバーというようです。
尚、コマンドバーの中にはPower BIのアイコンがあり「このビューを視覚化する」ことができます。
さて、本QiitaではPower BIでも、Power BIサービスに発行後のレポートの上部にあるバーを取り上げます。また、バーの内容はアップデートされることがあり、2023年11月に追加された新機能について触れます。
アクションバー
このバーの呼び名はアクションバーのようです。
発行前のPower BI Desktopにはなかったものが、発行後には出てきます。こちらもPower Appsのモデル駆動型のコマンドバーと同様に慣れないうちはスルーで大丈夫かと思います。
ただ慣れてきたら、このメニューでは何ができるのか見ていくとよいと思います。
- pbixファイルのダウンロード
- エクスポート
- 共有
- 編集
- 購読
- ブックマーク
などなど、必要に応じて使える機能が沢山あります。ワークスペースによってはユーザーに割り当てられた権限（ロール）によって一部メニューが表示されないということもあります。
Explore（探索）
2023年11月の Feature Summary（機能更新）で、Exploreという新機能がパブリックプレビューされました。この機能は、セマンティックモデルのメニューからだけでなく、アクションバーからも使えます。
Exploreはデータをオンデマンドでざっと確認する機能です。
上部がマトリックスで下が視覚化されたビジュアルです。使い方は直感的にすぐにわかりますね。
作成したExploreは保存することもできます。
保存されたExploreはこちら。
詳しくは下記のブログもご参照ください。
おわりに
Power BIのいろんなメニューは触って確認することが大事です。元データまで壊れることはありませんので、怖がらずに遠慮なく～。