3
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Wiresharkのメリットとメイン機能(パケットキャプチャ)を学習してみた!

3
Last updated at Posted at 2026-03-19

ネットワーク上を流れる通信データ(パケット)を取得して
内容を分析できるツール、Wiresharkを学習しました!

代表的なメリットとメイン機能をまとめたので、
記事として投稿いたします!:grinning:


1. 代表的なメリット

ここでは、3つのメリットをご紹介いたします。

通信の中身まで確認できる

HTTP・DNS・TCPなどの通信内容を細かく見ることができ、
「どんな通信が行われているか」を正確に把握できます。

ネットワーク障害の原因調査ができる

通信が遅い・接続できないなどの問題を、
パケットレベルで確認して原因を特定できます。

フィルタ機能で必要な通信だけ見られる

IPアドレス、ポート番号、プロトコルなどで絞り込みができ、
大量の通信の中から調べたい通信だけ分析できます。

2. メイン機能

パケットキャプチャ(ネットワークを流れる通信を録画) 

【分かること】

  • どのサーバーと通信しているか
  • どのIPと接続しているか
  • 通信が流れているか / いないか

実務例

  • APIがつながらない
  • サーバー通信が止まっている

⇒「そもそも通信が出ているか」を確認

パケットキャプチャを行った画面例 

【インターフェースの選択画面】 Wifiを選択
シャーク1.png

【メイン画面】 サンプル(情報漏洩防止のため)
シャーク2.jpg

フィルターエリア(➀)の解説
デフォルトではすべてのパケットが表示されますが、
IPアドレスやプロトコル名など条件を指定したフィルターを使って、
特定の通信だけに絞って表示できます。

詳細に絞り込むことができるフィルターの表記法が多数存在しますが、
ここでは一部をご紹介します。

表記法 概要
ip.addr 特定のIPアドレス(送信元または宛先)が含まれるパケットのみ表示 ip.addr == 192.168.10.1
tcp.port 特定のポート番号(送信元または宛先)が含まれるパケットのみ表示 tcp.port == 80
and / && 複数の条件を同時に満たすパケットのみ表示 ip.addr == 192.168.10.1 and tcp.port == 80

今回は、80番ポート(HTTP)で絞ってみました!
シャーク3.png

パケットリストエリア(➁)の解説
取得した各パケットの基本情報(No.、Time、Source、Destination、Protocol、Length、Info)を一覧で確認できます。
通信内容はプロトコルごとに色分けされて表示されます。

特にネットワーク障害の調査では、
通信切断(赤)やパケットロス(黒)を優先して確認します。
表示の色分けルールは自分でカスタマイズすることも可能です。

パケットリストエリアの7つの項目について、簡単にご紹介します。

項目 説明
No.(番号) 取得したパケットに順番で付けられる番号
Time(時刻) 最初のパケット取得からの経過時間(設定で直前パケットとの差にも変更可能)
Source(送信元) パケットの送信元のIPアドレスまたはMACアドレス
Destination(宛先) パケットの宛先のIPアドレスまたはMACアドレス
Protocol(プロトコル) Wiresharkが認識した通信プロトコル
Length(サイズ) パケットのデータサイズ(バイト数)
Info(情報) パケットの通信内容や意味の概要

通信内容が、プロトコルことに色分けされておりました!
シャーク4.png

パケット詳細エリア(➂)の解説
パケットリストで選択したパケットの詳細情報を確認できます。
情報はTCP/IPの各階層ごとに表示され、
EthernetヘッダやIPヘッダなどの内容を確認できます。
これにより、送信元・宛先などの通信の詳細構造を分析できます。

下記の画像では、Ethernet IIでネットワークインターフェース層のEthernetヘッダ情報(送信元・宛先など)が表示され、Internet Protocol Version 4でインターネット層のIPヘッダ情報(送信元・宛先IPなど)が確認できました!
シャーク6.png

パケットバイトエリア(➃)の解説
パケットリストで選択したパケットの詳細情報を確認できます。
情報はTCP/IPの各階層ごとに表示され、
EthernetヘッダやIPヘッダなどの内容を確認できます。
これにより、送信元・宛先などの通信の詳細構造を分析できます。

おまけ

最後までご覧頂きましてありがとうございます!😄
普段身近なパケットですが(ガラケー時代のパケット通信料を思い出しました)
目に見えるとさらに身近なものに感じますね!

おまけとして、Wiresharkの統計機能をご紹介します。
一例としてプロトコル階層をご紹介いたします。

大量のキャプチャデータを解析するとき、
各プロトコルの割合など役立つことがあります。
メニューから「統計」⇒「プロトコル階層」を選択し、
プロトコル階層統計ダイアログを表示してみました!

シャーク5.png

【プロトコル階層統計ダイアログ】
シャーク7.png

3
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?