概要
巷では、「ローマ字入力」より「かな入力」のほうが入力するキーが少ないので、タイピングが速いといわれていますよね。
しかし、「かな入力」で仕事の効率化を行っている人に出会ったことがありません。
そこで、「かな入力」を練習しようと思ったら、有名なウェブ上でのタイピングソフトの「寿司打」や「イータイピング」は、「かな入力」が対応していませんでした。
そのため、JavaScript
で 「かな入力」のタイピングソフトを自作してみました。
今回は、「かな入力」のタイピングソフトを作成して分かったことを紹介できたらと思います。
作ったタイピンソフト
Githubのリポジトリ
実際の動作
まだ開発途中ではありますが、入力補助機能を使ってタイピングの練習ができます。
(黄色ボタンが次の入力ボタン、赤色ボタンが実際に入力したキーです)
(なんとか、こんにちはせかいをタイピングできるようになりました)
本当にタイピングが速くなるのか考察
キーボードの操作範囲について
知っていたことですが、
「ローマ字入力」(26文字)より「かな字入力」(約50文字)と覚えるキーや入力範囲が広いため単純にタッチタイピングを習得するのに時間がかかりそうです。
単純に広がった範囲として、右手の小指の仕事が多いのが分かります。
Shiftキーが必要な文字について
小文字 や 「」 や 句読点についてはShiftキーの入力が必要です。
(はじめは、「を」が入力できないのではないかと焦りました)
入力文字数について
入力文字に対するキータイプ数を表にまとめました。
入力文字 | かな(キータイプ数) | ローマ(キータイプ数) |
---|---|---|
あ (母音のみ) |
1 [あ] |
1 [a] |
か (子音+母音) |
1 [か] |
2 [k]→[a] |
が (濁点・半濁点) |
2 [か]→[゛] |
2 [g]→[a] |
を (かな入力時Shiftあり) |
2 [shift]+[を] |
2 [w]→[o] |
ひょ (小文字あり) |
3 [ひ]→[shift]+[ょ] |
3 [h]→[y]→[o] |
子音+母音のひらがなのみキータイプ数が少なくなりました。
それ以外は、タイプ数が同じという結果になりました。
かな入力では入力できない文字について
かな入力では入力できない文字が存在します。
数字や +*(){}~|¥@ など記号のキーが入力できません。
これが結構致命的な気がします(入力できる方法があれば教えてほしいです)
結局、「かな入力」で作業効率化できるの?
現在、「かな入力」を練習中なため、習得できたらどこかで報告します。
ちなみに こんにちは は、「かな入力」のほうが速いです。
開発途中ではありますが、このタイピングソフトを使って「かな入力」をマスターしましょう!!
(9/14現在は、「きょうは、りんごをたべる」が入力キーワードとして設定しています)
タイピングソフトへのリンク → https://ishi720.github.io/keyboardUI/keyboard.html
今度、機会があればコードの説明でもしようかと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。