品書き
mui について
私のような Web UI の経験があまりない開発者にとってはとても頼りになる UI ライブラリです。css職人がいなくても、デフォルトでおしゃれなコントロールが何となく配置できてしまいます (本当に「何となく」なので、css3 がわかっていないと早々に行き詰まってしまいます)
私が使い始めた当初は mui は Material-UI というライブラリでした。Material-UI は Material Design という Google 社が提唱するデザインのガイドラインに従ってデザインされた UI ライブラリだということでした
ここでいう「デザイン」とは、アートやグラフィックデザインを指すものではなくて、「設計」の方のデザインを指しています。Material Design は、条件に応じてコントロールやその中に表示されるオブジェクトの大きさ、マージン、属性を厳密に定義した仕様書になっているそうです
「なんでボタンコントロールのなかのアルファベットは全部大文字になっちゃうの?」という疑問というか困った挙動は、全てあらかじめ定められた「仕様」です
(誤解を生む表現です。すみません。mui はボタンの大文字問題を回避する手段を提供してくれています)
Material-UI は、昨年 (2021年) の秋にバージョン 4 から 5 にアップデートされる際に、mui というブランド名に変わり現在にいたります