コードを書いていく中で、fvm flutter clean
やflutter pub run build_runner build
などのコマンドを入れる時があると思います。
これらのコマンドを一つ一つやっていくのがめんどくさいと思いませんでしょうか??
そんなあなたにとっておきの方法をご紹介いたします。
Makefileとは
- c/c++のコンパイルに必要なコマンド、ソースコード、オプション、依存関係などを書き込んだファイル
- コマンド一つで自動化できるとても便利なもの
- チーム開発する際、Makefileを共有すれば全員でコンパイルルールを統一できる
- 基本構造はシンプルなので、自分のテンプレートを一度作れば様々なプログラムに流用できる
makefileを活用してみよう
以下のフォルダー構造に追加してください。
- android
- ios
- lib
- main.dart
- Makefile <--ここ!
一つの記載例をご紹介いたします。
Makefile
.PHONY: setup
setup:
flutter clean
flutter pub get
こちらのファイルを追加した後に以下のコマンドを打ってください。
make setup
こちらを入力すると以下の結果になります
flutter clean
Cleaning Xcode workspace... 1,583ms
Cleaning Xcode workspace... 2,358ms
flutter pub get
Running "flutter pub get" in sample_app... 3.3s
おすすめのセットアップ
せっかく使うなら有効活用できるようにおすすめなセットアップをいくつかご紹介致します。自分に合うものを自分で探してみてもいいと思います!
Makefile
.PHONY: setup
setup:
flutter clean
flutter pub get
flutter_generate:
flutter clean
flutter pub get
# l10nの生成コマンド
flutter gen-l10n
# import_sorterの実行コマンド
flutter pub run import_sorter:main
# flutter_launcher_iconsの生成コマンド
flutter pub run flutter_launcher_icons
# コード生成(build_runner)
flutter pub run build_runner build --delete-conflicting-outputs
submit_ios:
flutter clean
flutter pub get
#Xcodeを開く
open ios/Runner.xcworkspace
submit_android:
flutter clean
flutter pub get
#AndroidのBundleを生成する
flutter build appbundle
最後に
仕事を始めて、Makefileの存在を知りました。使ってみるうちにとても便利だな!と思いました。チームで開発をしていると、全員でバージョンやルールなどの統一ができたりとてもいいなと思いました!
個人開発でも使ってみようかなと思っています!!
いいFlutterライフをみんなで送りましょう〜〜〜!!!!