初めに
プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則を読んだ。
転職活動を終えて時間ができ、だいぶ昔に読むべきリストに追加したこの本を読む機会があったため、その概要と感想を残す。
概要
この本には、プログラマとしてどう成長していくかと悩む人へ、著者が数多くの書籍や経験から学んだプリンシプル(原則)を示し、プログラマとしての土台作りを助けてくれる内容が書かれている。
プログラマがどういうコードを書くべきかを様々な原則から説明している。原則についてそれぞれWhat,Why,Howに言及されており、その原則が必要な理由とその原則に基づいてどう行動に移すべきかまで理解できる。
あくまで原則ということで、具体的な状況にどういうコードを書くべきかの記述は少なく、抽象度が高い情報をかみ砕いて分かりやすく説明している。
感想
漠然と聞いたことがある原則や聞いたことのない原則を詳しく学ぶことができた。
この本のタイトルにあるように、業界に入って3年目までにこの考えを身につけておけばもっと早くにコードを書くときの心構えを身に着けられたと思うと同時に、今だからこそ原則に従うべき理由が身に染みて分かるということもあった。
原則によっては重複した内容(例えばDRYの原則と同じような原則)があり、これさっき読んだと思うところがいくつもあったが、それだけ重要なことなんだと再認識することができた。
今まで先輩から注意されたことやコードを読んで学んだ知識がこの本に詰まっていたため、いいコードとは何か、どんなプログラマになるべきかということを知りたい人にはぜひ読んでほしい内容だ。