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OracleのTEMP表領域をBIGFILE表領域に変更したときのメモ的なやつ

Last updated at Posted at 2020-01-07

TEMP表領域が足りない…

無駄にTEMP表領域を使用するので、デフォルトで作成される容量じゃ足りない、となった。

標準で作成されるTEMP表領域はSMALLFILE表領域とのことで、最大サイズが決まっているらしい。

あまりSMALLFILEやBIGFILEについて考えたこともなかったので、かんたんに調べてみると、

Oracle 10g 以降は普通の表領域がSMALLFILE表領域として扱われるようになっている。

とのことですが、単に名前がそう呼ばれるようになっただけで、BIGFILE表領域という約30TBも扱えるでっかいファイルが登場したからだそうです。

SMALLFILE表領域が約30GBに対してBIGFILE表領域が約30TBと、扱えるサイズが1000倍?になっているらしい。

流石に今回30TBも使用はしませんが、30GBは超えるのでBIGFILE表領域へ拡張していきます。

方法

方法としては

  1. 表領域を一度ExportしてTEMP削除してBIGFILEで作り直してImportする。
  2. 一時使用するダミーの表領域を作成してTEMP削除してBIGFILEで作り直して元に戻してダミーを削除する。

簡単さで考えると①ですが、あえて②でやってみました。

TEMP表領域の名前はデフォルトから変更していないのでTEMPです。
ファイル名はTEMP01.DBFです。

手順

①まず一時的にメインにするダミーの表領域を作成します。

CREATE TEMPORARY TABLESPACE HOGE TEMPFILE 'V:\oracle\hoge\HOGE01.DBF

②ダミーの表領域をデフォルトの表領域に指定します。

ALTER DATABASE DEFAULT TEMPORARY TABLESPACE HOGE;

③TEMP表領域を作り直すため削除しますが、再起動を挟まないと処理が終わらなくなったので挟みます。

shutdown immediate
starutp open

④DROP TABLESPACEします。

DROP TABLESPACE TEMP INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;

⑤BIGFILE表領域として再作成します。とりあえず1GBで無制限に

CREATE BIGFILE TEMPORARY TABLESPACE TEMP TEMPFILE 'V:\oracle\hoge\TEMP01.DBF SIZE 1000M AUTOEXTEND ON;

⑥デフォルト表領域をもとに戻します。

ALTER DATABASE DEFAULT TEMPORARY TABLESPACE TEMP;

⑦再起動を挟んでダミーとして使用したHOGEを削除します。

shutdown immediate
starutp open
DROP TABLESPACE HOGE INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;

おしまい

あとがき

SMALLFILEからBIGFILEへ直接変更出来たらいいんだけどなーと思いました。

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