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Version 4.0の時代にLPIC 101 Version 5.0 受けてきた。2018/12/07

Last updated at Posted at 2018-12-07

受けてきて、合格はしたんですが、見たこともない問題を記憶している限り
#LPIC
受験日 2018/12/07
バージョン 5.0

Version4.0しか勉強してない(というより日本国内でVer5対応の書籍やサービスはたぶん存在しない)のに、Ver5を受けてました。
受験時の選択に本当に気をつけましょう。

現在はVer5が標準となっているようです。

#LINUX経験
はるか昔に、全く予備知識無しに、わけもわからず、ハッカーになろうとして、Vine Linux 4くらいをインストールする。わけも分からないまま使わなくなる。当時のOSは何もかも自動でやってくれなかったので、実はこの時の知識がLPIC101で一番役立ったきがする。ブートローダーはLILOだったけど。

3年前くらいから、HPCに計算ジョブを投げなければならないから、思い出しながら基本コマンドとViを覚える。HPC上でプログラムやライブラリをコンパイルするために環境変数などを、やっとこさ理解する。
趣味と実益のためにVPSを借りてアイドル様のブログを監視したり、アイドル様のshowroomを監視したりproxyにしたりVPNとして使ってる。

#使った教材
スピードマスター Amazon 2015 初版
ping-t無料版

#勉強した量
ping-t 全部金 コマ問やってない。
スピードマスター 予想問題完璧
2週間くらい。

#勉強の流れ
3年前にLPICを取ろうとして、スピマスのVer3.5を10ページくらいやるけど忙しくて放置。
ニートになって暇なので、勉強をはじめる。
スピードマスターをさらっと一周流す。
ping-tの問題を全部金にする。とりあえず銀にするのがいちばん辛かった。コマ問やってない。
銀にした途端に、すぐ金になった。
スピマスの問題と模試を一周やり直す。
暗記カード等は一切使わず。

#結果
60問 640点 合格ライン500
システムアーキテクチャ 62%
Linuxのインストール及びパッケージ管理 75%
GNUコマンド及びUnixコマンド 88%
でば言う Linuxファイルシステム ファイルシステム 階層標準 92%

#覚えてる限りのたぶん初見問題と変な問題
スピマスとping-tに出てこなかったもの
(おそらくVersion 5.0 で追加されたであろう、新しいこと)

##rpm -qR
rpmでパッケージ依存関係を出力うんぬん

##watch コマンド
秒数を指定して繰り返すコマンドを書け 的な問題だった気がする。
みたことねーよ!

##dmesgが初期化?されるタイミング 的なやつ
選択肢にdmesg --clear があったから正解の一つはたぶんこれ。
もう一つの正解の選択肢がわからない。
実際には、長時間起動させ続けると溢れて消えるらしいけど、そういう感じの選択肢はなかった気がする。

##仮想マシンをコピーしたらするべき処置 みたいな
仮想マシンの話なんかしらねーよと突っ込む
選択肢中で覚えてるのは、
ルートディレクトリのパーミッションを変更する。
ファイルシステムを何かする

何が正解かはしらん

##systemd
/etc/fstab に書かれていないファイルシステムを手動でマウントしてフォーマットも不明なまま?マウントした時のsystemdの振る舞い

systemd環境においてDisk付替え作業を行う際の注意点によると、

どうやら、systemdは/etc/fstabの内容を基に「マウントポイント.mount」というUnitを作成するらしく、その情報に齟齬があった場合(今回は認識が外れた)、そのマウントポイントをアンマウントする機能がある様です。
選択肢の一つに、自動でアンマウントしようとする、 があったので正解の一つはこれ。

他の選択肢は忘れた。

##grub2の構成ファイル
/boot/grub の中のファイル構成について聞かれた。
選択肢にstage1.5みたいなのがあって見事に引っかかった気がする。

##~~を印刷するコマンドを示せ
選択肢の中にprがなくて悩んだ。
英語の問題分をみるとprintとかかれてるのを画面出力なのに印刷と誤訳してるのがあった。

##EFI
EFIについて問われてるのに、おそらく正解の選択肢がほぼBIOSの話だった。

##モジュールのロード
障害を起こして使えないNICがあるから再起動したときに無視したい、みたいな問題

おそらく正解の一つは ブラックリストへのドライバーの登録にある通り、ブラックリストに登録することだと思う。

不正解の選択肢としてmodprobeのオプションに ignore的なのがあったけど、そんなオプションはmodprobeにはない模様。
選択肢に-n --dry-run があった気がするけど、これが正解かは不明

##APT dpkg rpm yum以外のパッケージ管理
たぶんsnappyだった気がする。
ディレクトリにある全ての rpmをインストールするコマンドを選べという問題で、
snappy install *.rpm
が正解だと思う。

/etc/yum.repos.d/ の中身のはなし

不正解の選択肢に、/etc/yum.repos.d/ にファイルがある場合はyum.confを無視する がっあった。
正解の選択肢に、/etc/yum.repos.d/ の中のファイルでは $releasever $basearch を使うことができる 的なのがあった。

サブプロセスを作成せずにスクリプトを実行?的な

選択肢には
/bin/bash script.sh
source script.sh
./script.sh
bash script.sh
があった気がする。
execって選択肢にあったかな?

#感想
前半に上記のような初見問題が出てきて、心が折れかけましたが、運が悪くなくて基本的な問題を取りこぼさなければたぶん合格します。
スピマスに出たけどping-tに出ない問題や、その逆もあるので、やっぱり両方やることをおすすめします。
初見問題の中には、スピマスの解説内だけで書かれていた問題もあるので、やっぱり解説もよく読まないといけないなぁと痛感しました。

ping-tの合格体験の中には、ping-tの方が難しい、とあったのですが、上記のような捻りの効いた問題があったので、個人的には本試験のほうが難しいと思います。
Versionが違うものを勉強してたんだから、そりゃ難しいよなぁと。

あと、日本語への翻訳がすごく変なので、もとの英語を想像しながら問題を解かなければなりません。

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