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共有VPCでロードバランサーとインスタンスグループで負荷分散してみた

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目的

  • 基本組織ポリシーで外部IP付与が禁止されている環境下で、外部IP付与が許可されているプロジェクトをホストプロジェクトとする共有VPCを利用して、インターネットからGoogle Cloud への通信を許可する制御を実現する。

前提

  • 共有VPCのホストプロジェクト側でCloud load balancerをデプロイし、外部通信について責務を負う
  • サービスプロジェクト側のインスタンスグループに接続する

image.png

手順

  1. サービスプロジェクトでインスタンステンプレートを作成する
    リージョンは共有VPCのサブネットが存在するリージョンを選択。
    ネットワーク欄にて、デフォルトのネットワークインターフェースを削除し共有ネットワークを選択。
    clb-instance-temp-1.png
    clb-instance-temp-2.png

  2. サービスプロジェクトでインスタンスグループを作成する
    今回は検証用のため、自動スケーリングの最大数は3とする。ほかはデフォルト設定
    image.png

  3. サービスプロジェクト側でバックエンドを構成する

clb-servicepj-backend1.png
clb-servicepj-backend2.png
clb-servicepj-backend3.png
clb-servicepj-backend4.png

  1. ホストプロジェクトでCloud loadbalancerを作成する
    今回は、グローバルでなく、東京リージョンを使用するのみでよいため、リージョンの外部アプリケーションロードバランサの作成をする。

フロントエンドの構成は下記のように作成する
clb-front.png
バックエンドの構成はサービスプロジェクト側で作成したインスタンスグループ名とプロジェクトIDを指定する

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