#Grasshopperとは
3DモデリングソフトRhinocerosのプラグイン。ビジュアルプログラミングライクにモデリングできる。PythonやC#でのスクリプト記述も可能。
例えばこんなものが作れる。
#環境をつくる
1.RhonocerosをDL
※MacでGrasshopperを使えるのはWIP版のみ(ここを参照)
2.GrasshopperをDL&インストール
3.Rhonocerosを立ち上げて、コマンドで「Grasshopper」と入力するとウィンドウが立ち上がる
#タッチパッダーへ
キャンパスツールリングというのが通常マウスホイール長押しで表示される。タッチパッドで使っている人は、タッチパッドの設定でどこかに(3本指タップとか)、「中央」を割り当てておくと良い。
#これだけは覚えておけ的操作
##パネルを置く
上のパネルが並んでるところから置きたいパネルをクリックし、下のウィンドウにクリック。パネルは今見えているの以外にもタブ切り替えや黒いところをクリックしてやるとたくさん出る。またはウィンドウでダブルクリックして、コマンド名を入力。
##ジオメトリのセット
Rhonocerosのオブジェクト(点とか線とか球とか)と関連付けをしてやる。
右クリック>Set ◯◯ >Rhinoのウィンドウでセットするものを選択
##つなぐ
ぽちっとでたところからポチッと出たところにドラッグしてやる。矢印の向き(左から右)にデータが流れ処理されていく。
##数値のセット
1.integerやnumberなどの数値を入れるパネルを置く。右クリックして「Set Integer(number)」で数値入力
2.number sliderのパネルを置く。スライダーでちょうど良い数値にする。リアルタイムで可変出来て良い。
##焼く
完成したらGrasshopperからRhinocerosに実体として移す。右クリック>Bake。
#みんな大好きボロノイ図とは
- ボロノイ図は、ある距離空間上の任意の位置に配置された複数個の点(母点)に対して、同一距離空間上の他の点がどの母点に近いかによって領域分けされた図のことである。(wikipediaより)。
- 地図上での最短施設の探索や最適配置などにも使われる。
- こういうの。見たことあると思う。
#ボロノイと生物
ボロノイ状の模様・構造は生物においてもよく見られる
#ボロノイ柱
ランダムに打った点を元にボロノイ図を描き、任意の点からの距離によって高さをつけたモデル
- 下側がメインで Point(複数の点)>Voronoi(ボロノイ生成)>Extrude(押し出し)>Cap(蓋・ソリッド化)
- 上側でAttractPointとの距離を計算、z方向(高さ)に変換して、押し出しに利用している
#参考
建築デザイン実践ハンドブック