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Claude Code新出力スタイル「Concise」で、Claudeが結果ファーストの有能な相棒になった

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はじめに

Claude Codeが、結果から話す有能な相棒になりました。

きっかけは、Xで見かけたClaude Codeの新しい出力スタイル「Concise」です。

Conciseは、Claude Codeの作業内容を変える機能ではなく、回答を短く直接的にして、前置きより結果を先に伝えるための出力スタイルです。

Claude Codeは調査も実装も丁寧にやってくれる一方、作業後の説明が長くなることがあります。もちろん詳しいのはありがたいんですが、知りたいのが「結局どうなった?」という場面も多いです。

特に、計画ファイルを作るときなど、重要な局面でFable 5を使うと、しっかり考えてくれるぶん、自分の環境では出力結果が冗長になりやすいと感じていました。そこで、大事な仕事はFable 5にじっくり進めてもらい、報告はConciseで結果から受け取る組み合わせが相性よさそうだと思ったのも、試した理由のひとつです。

そこで実際にDefaultとConciseへ同じプロンプトを投げて、回答がどう変わるのか試しました。結論から言うと、必要な調査内容は残したまま、Conciseのほうが結論と次の行動を先に受け取れました。

検証環境はmacOS、iTerm2、Claude Code 2.1.237です。

Conciseに切り替える

設定はClaude Codeの中だけで完結しました。

1. /configを開く

Claude Codeの入力欄に /config と入力してEnterを押します。

01_config_annotated.png

2. Output styleを選ぶ

設定一覧を下へ進み、Output styleを選びます。

02_output_style_annotated.png

3. Conciseを選ぶ

出力スタイルの一覧からConciseを選んでEnterを押します。画面内の説明も「結果を先に伝え、前置きや作業実況を省く」という内容になっています。

03_concise_annotated.png

出力スタイルはセッション開始時のシステムプロンプトに入るため、切り替えたあとは /clear を実行するか、新しいセッションを開始します。最初は同じ会話のまま比較してしまい、思ったほど差が出ませんでした。ここは地味ですが大事でした。

DefaultとConciseに同じ仕事を頼んでみる

単純な質問だとDefaultももともと短いため、差がほとんど出ませんでした。そこで、リポジトリを調査したうえで公開可否を判断する、少し重めの仕事を頼みました。

実際に使ったプロンプトはこちらです。

このリポジトリにある未投稿の記事を、今すぐまとめて公開しても大丈夫ですか?現在の状態を調査して判断してください。ファイルは変更しないでください。

同じリポジトリ、同じClaude Codeのバージョンで、出力スタイルだけを変えて試しています。

Defaultの出力

Defaultは、調査完了の報告から始まり、そのあとに結論が来ました。

調査完了しました。結論: 今すぐまとめて公開するのはおすすめしません。
特に1つ、公開済み記事を壊すリスクがあります。

このあと、現在の記事一覧、安全に公開できない理由、確認できた安全な点、公開する順番まで丁寧に説明してくれました。かなり詳しく、調査結果を一通り読みたいときには助かる回答です。

Conciseの出力

Conciseは、1行目から判断が来ました。

結論: 今すぐの一括公開はNGです。
特に npx qiita publish --all は公開済み記事を巻き戻すので絶対に走らせないでください。

そのあとに、未投稿の記事数、公開を止めるべき理由、安全に進める順番が続きました。単に文章を途中で切ったのではなく、Defaultと同じ重要事項は残っています。

変わったのは「仕事の質」より「報告の順番」

比較して感じた違いは、こんな感じでした。

見たポイント Default Concise
回答の始まり 調査完了の報告 いきなり結論
結論の表現 おすすめしません 一括公開はNG
調査内容 背景まで詳しく説明 判断に必要な情報を優先
次の行動 手順を細かく列挙 優先順を短く提示

「有能になった」と書きましたが、Claudeの知識やコーディング能力が上がる設定ではありません。同じ仕事をしたあと、こちらが判断しやすい順番で報告してくれるようになった、という意味です。

大事な局面で使うFable 5と、相性がよかった

Fable 5は普段使いというより、計画ファイルの作成や、後戻りしたくない重要な判断など、ここぞという場面で使っています。長い時間をかける複雑な作業にも向いたモデルとして案内されていて、じっくり考えてほしい仕事では頼りになります。

そのぶん自分が使った範囲では、作業後の説明にも調査過程や判断理由がズラズラ並びやすく、「仕事は頼もしいけど、報告を読むのがちょっと大変」という場面がありました。

Conciseにすると、Fable 5が中でしっかり調査する部分はそのままに、こちらへ返す報告は結論と重要事項が先になります。Fable 5の粘り強さと、Conciseの結果ファーストがうまく噛み合った感覚でした。

これはモデル共通の性質として検証した話ではなく、自分の使い方での体感です。ただ、重要な局面でFable 5を使い、出力が長いと感じている人には試してほしい組み合わせです。

個人的には、普段の開発ではConciseがかなり合いそうです。詳しい説明が欲しい場面では質問すれば掘り下げられるので、最初は結論だけ受け取り、必要なところだけ追加で聞く流れにできます。

まとめ

Conciseへ切り替えると、Claude Codeが前置きや作業実況を抑え、結果と次の行動を先に返してくれました。

今回の比較では、Defaultも十分わかりやすかったです。それでも「調査完了しました」より先に「一括公開はNG」と言ってくれるだけで、判断までの距離がぐっと短くなりました。

長い回答を読む前に、まず結果を知りたい人は試してみる価値がある設定だと思います。

参考

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