皆さんがよくつかっているWebブラウザ
Google Chrome
Microsoft Edge/Internet Explorer
Mozilla Firefox
こちらに画像が表示されるまでを簡単にまとめました。
まず、TCP/IP参照モデルを基に通信の中身を分析してみます。
インターネットに接続するときの動作
1.WebブラウザでURLを入力
2.WebサーバのIPアドレスを解決
3.TCPコネクションの確立
4.HTTPリクエストの送信とHTTPレスポンスの送信
このようにアクセスしています。
ではネットワークではどのような動きをしているか見てみましょう。
PC君とルータ君とDNSサーバ君の対話形式で記載しています。
※自分の会社URLを記載しています。
前提としてURLだけではどんな方法でもインターネットアクセスは出来ないので
必ずIPアドレスを取得する必要があります。
1.Webブラウザを利用してURLを入力します。
2.URLを入力すると自分のデフォルトゲートウェイに聞きに行きます。
3.デフォルトゲートウェイに指定されたルータはURLの存在を知りません。
そのため、URLを名前で解決させる(URL)為にDNSサーバに聞きに行きます。
4.DNSサーバは自分の情報を基にIPアドレスをルータに教えます。
5.ルータはWebブラウザを利用しているPCにIPを教えます。
この動作を瞬時に行っています。
IPを貰ったPCはWebサーバにアクセスします。
Webサーバには受付窓口があり、TCP80番ポートで来訪者を待っています。
この時、Webブラウザは HTTP(GETメソッド)という要求を受付に依頼します。
内容は
(例)
Webブラウザ → 画像がほしいです。
Webサーバ → 画像ですね。お送りします。
(HTTPレスポンス)
Webブラウザ → 受け取りました。表示します。
ここで初めてWebブラウザに画面が表示されます。
このHTTPのやり取りがTCPコネクションで行われます。
よく技術者が口にする一度つながれば後は中身をやり取りするだけでしょ。という通信です。
ネットワークではこの一連の流れを理解して通信を確立させる。
これがネットワークエンジニアが行っている設計というものになります。
今回はここまで
次回はネットワーク基礎続編
まだ知らない。IPv6 IPoEの次世代インターネットについて
を説明していきたいと思います。