Windows x Pyenv 環境構築

環境

OS:Windows11 (10でも同じ手順でOKなはず)

おおまか手順 （当記事はpipでのやり方）

1.Pythonインストール
2.pyenv-winインストール
3.環境変数の設定
4.pyenvでPythonをインストール
5.global(デフォルト)で使用するPython指定

各手順

1.Pythonインストール

入れていればスルー

入れていない方は下記手順を順に行う

以下ダウンロードサイト
https://www.python.org/downloads/

「Downloads」⇒ 「Windows」(対象OS選択)

バージョンは3.9当たりが安心なのでそこらへん選択
(今回は,3.9.13をインストール)

インストールしたexeファイルを起動すると,以下画面。

「Add Python 3.9 to PATH」にチェックを入れて進む

ちょっと待てば
インストール完了します

一応コマンドプロンプトからPythonのバージョン確認

python -V

2.pyenv-winインストール

PowerShellを起動

PowerShell内で以下コマンド実行

pip install pyenv-win --target $HOME\.pyenv

インストール完了

3.環境変数の設定

引き続きPowerShell内で以下コマンド実行

[System.Environment]::SetEnvironmentVariable('PYENV',$env:USERPROFILE + "\.pyenv\pyenv-win\","User")

[System.Environment]::SetEnvironmentVariable('PYENV_ROOT',$env:USERPROFILE + "\.pyenv\pyenv-win\","User")

[System.Environment]::SetEnvironmentVariable('PYENV_HOME',$env:USERPROFILE + "\.pyenv\pyenv-win\","User")

[System.Environment]::SetEnvironmentVariable('path', $env:USERPROFILE + "\.pyenv\pyenv-win\bin;" + $env:USERPROFILE + "\.pyenv\pyenv-win\shims;" + [System.Environment]::GetEnvironmentVariable('path', "User"),"User")

変更を反映させるために
PowerShell落とす

今度はコマンドプロンプトを開く

コマンドプロンプト内で下記コマンド実行して
pyenvコマンドが反応するか確認

pyenv --version

# 下記のようなアウトプットでればOK(数字部は変わります)
pyenv 3.1.1

4.pyenvでPythonをインストール

pyenvからPythonをインストール(今回は3.9.6)

pyenv install 3.9.6

ちなみに
インストール可能なPythonのバージョンは以下で確認できる

pyenv install --list

5.global(デフォルト)で使用するPython指定

globalで使用するPythonのバージョンを設定
(今回は3.9.6に変えたいので以下)

pyenv global 3.9.6

Pythonのバージョンが切り替わっていればOK
以下で確認

python -V
# 出力結果が以下のようにpyenvでインストールしたバージョンに変わっていればOK
3.9.6

補足

別仮想環境作成時は
「pyenvからpythonインストール」から行えばOK

参考にさせて頂いたサイト

https://qiita.com/probabilityhill/items/9a22f395a1e93206c846
https://zenn.dev/yusen_ran/scraps/5f22b7cc8e57a2