##Gandi.net
Gandi.netはフランスに本社があるドメインレジストラで、最近日本語にも対応したサービスです。
使ってみると、今まで使っていた日本のレジストラに比べて使いやすかったので、別のページでまとめました。
ドメイン名取得するならこれからはGandi.netが良いと思った理由
https://qiita.com/infraneko_12/items/084b291dc08496198ecc
##レンタルサーバー
Gandiにもレンタルサーバーのサービスがあり、試してみるとこれもまた直感的で使いやすかったのでQiitaで共有します。
Gandi シンプルホスティング
https://www.gandi.net/ja/simple-hosting
言語はPHP、Python、Ruby、Node.JSが使えて、データベースはMySQL、PostgreSQL、MongoDBが使えます。デフォルトのストレージサイズは20GBで日本のホスティングプロバイダと比べると少し少なく感じるかもしません。20GBから2TBまで増やせます。
特徴は以下から。ここからクレジットカード登録の必要なしで無料トライアルで2週間ほどのインスタンスを作成することができます。自分もこれでまず作ってみました。
https://shop.gandi.net/ja/simplehosting/create?size=trial
###プラン
プランは5つあり、一番安いものでGandiでドメイン名を登録していると月額352円です。ブログや企業ホームページ、小規模なウェブサイトのホスティングだと一番下のサイズのSmall+SSLで十分だと思います。
###UI
↓ストレージ使用量、インスタンス環境、関連付けしているウェブサイト、ホストにアクセスするためにログイン情報など確認できます。
↓インスタンス名やサイズ、環境、データセンターの位置、作成日やストレージ状況について確認できます。
↓インスタンスに関連付けられているウェブサイトについての確認とこのページからドメイン名への関連付けを行うことができます。
↓インスタンスのログイン情報やデータベースへのログイン情報について確認できます。
↓ここでもインスタンスのログイン情報とSSHキーの確認について確認できます。
↓インスタンスのCPU、ストレージ、メモリ、ネットワーク等の状況をグラフで確認することができます。
##WordPressのインストール
上のUIのページにある「ウェブサイト」タブをクリックして「ウェブサイトを作成」をクリックするとこのようなページが表示されます。ここに自分のドメイン名を入力します。"www"を含まないベアドメインを入力して、後でwwwを付けたサブドメインを設定することをおすすめします。
ドメイン名を入力して、「作成」ボタンを押すと以下のようなページが表示されます。Gandiでドメイン名を登録している場合はDNS等の設定は不要です。別のレジストラでドメイン名を登録している場合は、DNSのAレコードの編集や本人確認のためのDNSレコードを追加したりする必要があります。その場合でもコピーペーストで完了するはずです。
SSL/TLSもボタン一つで無料で設定できます。このようなオプションが表示されるので、選択しましょう。「HTTPSのみ」を選択することをおすすめします。HTTPSのみ、にするとウェブサイトが必ずセキュアな通信になり、HTTPでアクセスしたときでも自動的にHTTPSでウェブサイトが表示されるようになります。
ドメイン名をGandiに登録していない場合はDNSレコードの追加等が必要になります。
ページの下に移動するとこのようなWordPressをインストールするボタンがあるので、「WordPressをインストールまたは管理」をクリックしましょう。
"Install the latest WordPress"ボタンをクリックするとWordPressの自動インストールが始まります。
数秒~数分で関連付けたドメイン名に"/wp-admin/install.php"がついたページが表示されます。以下のWordPressの使用言語を選択する画面が表示されるとWordPressのインストールは完了です。
その後はWordPressのユーザーIDやパスワードを設定すればいつものダッシュボードにアクセスできます。GandiでのWordPressインストールはこんな感じでした。
###注意点
データセンターの場所が今はフランスとルクセンブルクしか使用できないようなので、日本からアクセスする向けのブログやサービスだと応答速度が他と比べて若干遅いかもしれません。CDNを組み合わせて使わないとですね。