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OSSを組合わせた業務フロー効率化

Last updated at Posted at 2022-03-17

内容

いろいろと課題がありましたがOSSを導入して業務フロー効率化を実施しました。
高度なプログラミングスキルがなくても導入可能な内容となっております。
kaizen2.png

受付・作業管理

  • 作業管理
    まず基本的な所で作業進捗管理のためにRedmineを導入しました。
    新規依頼などが発生するとRedimineにチケットを作成してタスク管理を行います。

  • 作業受付
    他部署からの依頼等は所定のメールフォーマットで依頼してもらうように調整。
    このメールフォーマットで受け付けるとRedmineの所定のプロジェクトにチケットが自動登録される仕組みを構築しました。以後のメールやり取りも自動的にチケットに情報が追記されます。
    メール内容を都度チケットに登録するという手間を効率化しました。
    Cronで定期的にRedmineサーバからIMAPでメール取り込みを行う仕組みを導入しています。
    Redmineガイド-メールによるチケット登録

kaizen4.png

定常作業

  • 繰り返し作業自動化
    ネットワーク機器の設定変更、監視設定変更など定期的に発生する作業をAnsible AWXを導入し自動化しました。内容によってはAnsibleのモジュールがなく、Shellモジュールを使用しているものもあります。PlayBookから単にShellをキックする構成は本来Ansibleを使用する必要はないかもしれませんが、作業の入り口をAWXのコンソールに揃えるためにこの構成にしました。
    この作業はこのフォルダのこのshellをキックするなど作業場所を分けると手順が煩雑化するため1箇所で全ての処理を開始出来る運用としました。

kaizen1.png

  • 構成管理自動化
    ネットワーク機器のConfig取得などを自動化しました。GitLabと連携して変更があった際に差分を通知する仕組みを構築しました。意図しない変更が行われた際の監視の役割も兼ねています。
    実施内容はAnsible AWXとGitLabを組合わせて構成管理の仕組みを構築を参照下さい。

  • 申請書自動取り込み
    他部署からの依頼書の情報をPleasanter(データベース)に取り込む運用としました。
    依頼書にマクロを作成しワンクリックでPleasanterに取り込む仕組みを導入しました。
    また反対にPlesanterの内容から依頼書を作成する仕組みも用意しました。
    仕組みはVBA内でPleasanter - APIを使用しています。

kaizen3.png

情報管理

  • 各種情報管理
    顧客情報管理、ナレッジ管理、構成情報管理、コード管理等に使用しています。
    主に構造化データはPleasanter、非構造化データはMediaWikiを使用しています。
    Pleasanterはインシデント管理ツールとしても使用しています。
    GitLabはAnsibleのPlayBook管理に使用。「構成管理自動化」の出力先もGitLabにしています。

  • 全文検索
    ツールの区分けは行っていますが、必要な情報の検索に手間がかかることがあります。対応スピードupのためRedmine,MediaWiki,Pleasanterを一括で検索する仕組みとしてFESSを導入しました。
    実施内容はRedmine/MediaWiki/Pleasanter/S3/ファイルサーバを全文検索を参照下さい。

まとめ

短期間でいろいろとツールをいれて改善してきました。
新しいやり方を受け入れてくれたチームメンバーに感謝しています。

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