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いつも初心者向けの記事に助けられているので得意分野では初心者向けの記事を書きます

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内容

下記勉強会で登壇させて頂いた内容です。

「自分はどのような技術領域に強みをもっているのか」「自分は最近業務でどの様な技術を使用しているのか」をざっくりプロットしてみたものが下記の図になります。最近の業務内容はクラウドインフラ関連の対応が多いです。元々はオンプレミスのインフラエンジニアをやっており、こちらに関してもある程度の経験はあるのですが、最近はクラウド関連の対応に比べ、オンプレ関連の対応は少なくなってきたため、左の方に記載しています。また、インフラ関連の案件に加え生成AI活用など新しい技術を活用した案件を対応することも多くなりました。この領域は自分が昔から対応しているインフラ関連の技術に比べるとそれほど自身のある領域ではないため、下の方にプロットしています。「初心者向けの記事に助けられている」という観点だと主に右下箇所の領域になります。

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例えば、少し前に流行ったRAGを使用した社内文章を検索するチャットを突然作ることになったとします。あまり生成AIを触ったことがない状態でAmazon Bedorckを使用して下記の様なシステムを構築を行うのはイメージが湧き辛いこともあるかと思います。

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下記は新しい技術を検証する際に私が実施している流れになります。まずは初心者向けの記事を参考に実際に手を動かしてみて、どの様な仕組みであるかの感覚を掴んでいきます。その後、もう少し詳しい記事や書籍などを活用して、「作ってみた環境」をカスタマイズして理解を深めていきます。最後に公式ドキュメントを参考に細かい箇所をチューニングして検証内容を深めていくような流れを良くやります。

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最近はAmazon Bedrockの検証を実施することが多いですが、この領域においては下記記事の様なみのるんさんのハンズオンの記事に毎回助けられております。生成AIの分野はキャッチアップが大変ですが、今までリリース頂いたハンズオンを実施していく中で何とか、最新情報にしがみついて行けているかもしれません。

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そんなこんなで、業務では初心者向けの記事に助けられていることが多いため、自分の得意分野では初心者向けの記事を書きたいと思っております。

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下記は今までに記載した初心者向け記事の例になりますが、主にAWS関連の記事を書くことが多いです。左側の記事はAWS自体の基礎を説明しているもので「そんなこと誰でも知っているよ」と思うこともあるかもしれません。

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しかし、ITエンジニアと言っても担当している領域は多岐にわたると思います。弊社の例ですと、クラウド領域を担当している人もいますし、オンプレ領域を担当している人もいます。オンプレ領域を例に取ると、アプリケーションを担当している人もいれば、通信系、音声系を担当している人もいて、使用している技術も大きく異なります。勉強会題名の「良い記事は誰かを救う!」を考えてみると、このような基礎的な記事も担当している領域が異なる誰かの役に立っている可能性もあります。

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そんな初心者向けの記事を書く時の工夫の一つですが、分かりやすいように図を多めに使用します。右側記載の例はAWSのTransit Gatewayというサービスを説明している記事の例です。このサービスはオンプレミスとAWS、またAWS内のネットワークを接続する際に使用するサービスですが、「必要なコンポーネントを作成しましょう。」「ルーティングを設定しましょう。」といった流れを説明した内容になっています。この記事の様に勉強会で使用したスライドを使用したり、別途作成したスライドを使用します。ただ、分かりやすいように図を多用するとスライド内の説明文書が少なくなってスライドを見ただけだと説明が分かり辛くなってしまうため、ブログで説明内容を補完するようにしています。勉強会で説明している時と同じような流れを想定して出来るだけ頭に入りやすいストーリーでの記述を心がけています。

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下記は登壇セッション内容やブログ記事の内容などでAWSが出しているアウトプットレベルの概念です。レベル100が入門的な内容でレベルが上がるにつれて内容が複雑になっていきます。初心者向としては、レベル50位の記事を書けるように頑張っていければと思っております。

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資料

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