フォトカプラとトランジスタとの組み合わせ
今回はフォトカプラとトランジスタとを組み合わせしてみた。
フォトカプラ
入力部と出力部とが電気的に絶縁しているのが特徴。この点では、その2で紹介したリレーと似ている。ここでは、秋月電子で20円で購入したTLP785を使う。
トランジスタ
その1と同じNPNトランジスタ2N3904を利用。ここでは、トランジスタのスイッチング機能を用いる。
やること:LEDの消灯
まずはフォトカプラなし(トランジスタのみ)
ボタン(タクトスイッチ)を押したらLEDが消灯する回路を考える(押されていないときはLEDが点灯)。
上図のトランジスタピンは、左から、エミッタ、ベース、コレクタとなっている。コレクタにLEDと220ohmとが、ベースに10Kohmの抵抗、ボタンと電源との間に10Kohmの抵抗が接続されている。
実験
ボタンを押していないときは、LEDが点灯する。
押しているときは、LEDが消灯し、トランジスタがスイッチングとして機能している。
フォトカプラとトランジスタとを組み合わせ
で、ここからが本題。ボタンの代わりに、フォトカプラを利用してOn/Offを制御する。回路は次のようなもの。
上図の左に見える白い部品がフォトカプラである(用いた部番とは異なるが)。Arduinoのピン7とフォトカプラとの間には、10Kohmの抵抗が接続されている。あとの部品は先ほどの図と同じ。
ソースコード
# define PIN 7
void setup() {
pinMode(PIN, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(PIN, LOW);
delay(3000);
digitalWrite(PIN, HIGH);
delay(1000);
}
自明なので、説明省略。
実験
成功。