netcat(nc) for telnet

netcat(nc) tips

telnet関連開発をするにあたり、netcatを使って、擬似telnetサーバーやクライアントを実現しようとしたときのメモ。

nc (netcat)

使い方は多数見つかる。

• 使いたいときに必ず忘れる便利なコマンド「nc」
• 【Linux】ncat (nc, netcat) コマンドの使い方とオプション
• nc(netcat)コマンドで覚えておきたい使い方8個
  など

telnet

１文字ずつ送るのが特徴。ポート番号は23。

サーバーでのエコーバック

FIFO（パイプ）を使って実現。mkfifoコマンドを使う。

$ rm -f /tmp/f; mkfifo /tmp/f
$ cat /tmp/f | nc -l -p 23 > /tmp/f

参照サイト

サーバー側でのリモートアクセスの実現。内容は少々リスキー。

１文字送信

1. 入力中のCtrl-Dで即時送信
2. stty -icanon && nc 相手のIPアドレス 23
   How can I force netcat to send my input immediately, not just on newlines?

実験

サーバー側は上記のエコーバックを実行中とする。クライアント側（Mac利用）の状況。

1. Ctrl-D

$ nc 192.168.250.2 23
abc　　　　// "abc"とタイプ後にEnterキー
abc　　　　// エコーバック
112233D　　// "1"をタイプ後にCtrl-D、"1"がエコーバック
　　　　　　//　"2"をタイプ後にCtrl-D、"2"がエコーバック
　　　　　　//　"3"をタイプ後にCtrl-D、"3"がエコーバック、最後になぜか"D"が表示

このときのWireshakの様子。

2. stty

$ stty -icanon && nc 192.168.250.2 23
AABBCC　　// "A"をタイプ直後に"A"がエコーバック
　　　　　//　"B"をタイプ直後に"B"がエコーバック
　　　　　//　"C"をタイプ直後に"C"がエコーバック、

このときのWireshakの様子。

EOF