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MacからGPIO(Lチカ)する

Last updated at Posted at 2020-05-23

MacからGPIO制御してみる

RaspberryPiやArduinoからLチカする記事はよく見かけますが、MacやPCからLチカするものはあまり見たことがなかったのでここに記録する。

USB to GPIO基板

とは言え、MacやPCはGPIOピンを持っていないので、USBをGPIOに変換するUSBシリアルI2C変換基板を用いた。I2CだけではなくGPIOへの変換も可能。

SC18IM700詳細

この基板にはSC18IM700というICが搭載されている。データシートを解読する。

Macから送るコマンド

Command.png
今回は主にレジスター設定(0x57)とGPIO Read(0x49)を用いた。

レジスター設定(0x57)

WriteRegister.png

レジスター(一部)

RegisterSummary.png
PortConfigurationRegister.png
IOStateRegister.png

GPIO Read(0x49)

ReadGPIO.png

GPIO6を使用

Pin.png
Input、Outputの両方に使える"GPIO6"を利用した。

CoolTerm

Macでのシリアル通信制御ソフトはCoolTermを利用。

Output(Lチカ)

GPIO6をOutputとして使うため、Port Configurationレジスター(0x03)のBit5-4を'10'(push-pull output configuration)に、IOStateレジスター(0x04)のBit6を'1'(点灯)/'0'(消灯)にセットする。

配線

点灯時コマンド(Hex表記)

570365044050

消灯時コマンド(Hex表記)

540365040050

動作

Input(タッチセンサー)

GPIO6をInputとして使うため、Port Configurationレジスター(0x03)のBit5-4を'01'(input-only configuration)に、IOStateレジスター(0x04)のBit6を'0'にセットする。(おそらく、Input時のIOStateレジスターの設定は不要でしょう。)

配線

GPIO読み込みコマンド(Hex表記)

4950

動作


センサーにタッチした時は'1'が読み込まれる。GPIO6なのでBit5(=0x40)。

続き

今度はI2Cも記録に残す。

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