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KubeCon+CloudNativeCon Japan 2025 参加レポート

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Last updated at Posted at 2025-07-07

はじめに

2025/6/16〜17に東京で開催された「KubeCon+CloudNativeCon Japan 2025」に参加しました。そこの記事では、現地の空気感や、自身が印象に残ったセッションについてまとめます。

KubeCon+CloudNativeCon Japan 2025 とは

KubeCon + CloudNativeCon Japan(以下、Kubecon)には、オープンソースおよびクラウドネイティブ コミュニティの導入企業と技術者が集まり、ベストプラクティス、CNCFプロジェクトのテクニカル ディープダイブ、問題解決などを共有します。あらゆるレベルの参加者を歓迎し、コミュニティが企画するセッションでは、入門コンテンツ、エンド ユーザーの洞察、技術的な講演、オープンソースの文化的洞察など、さまざまなトピックが取り上げられます。1

イベント概要について以下にまとめます。

項目 内容 備考
期間 2025/6/16-17
参加人数 1,500名 チケットは完売
場所 ヒルトン東京お台場 日本初開催
イベント内容 基調講演、セッション、スポンサー展示等
イベント内公用語 英語! 非日本語圏の方が7割程居た印象です

参加の経緯

これまでKubeConには興味がありつつも、海外開催のため参加できない状況が続いていました。今回は日本開催であることに加え、会社としてのブース対応も担当し、参加することになりました。

ただし、ブース対応が主であったため、聞けたセッションは基調講演+4セッションのみです。一方で、限られたインプットの中でも、実りある学びと刺激を得られました。

筆者の情報

Amazon EKSは業務で数年間利用していますが、いわゆるKubernetesエコシステム全体までは理解が及んでおらず、どちらかといえば初心者側の立場にあると思っています。

とはいえEKS観点から見ても、本イベントはAWSセッションとは異なり、中立的で多様な技術エコシステムに直接触れられる刺激的な場でした。

基調講演(KeyNote)

DAY1

メイン会場は満員であったため、サブ会場で聴講。
Kubernetesを支える精力的な日本人開発者が、世界的にも高く評価されている様子が紹介されました。

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ブレイクアウトセッション

Embracing Culture and Breaking Language Barriers: A Story of Fostering Global Opensource Communities

インド出身の発表者が日本語で登壇。非英語ネイティブにとっての言語障壁の高さを実感し、それを取り払う活動のために日本語を学ばれたとのことでした。

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感想

コミュニティのために、オリジンとは全く関係のない言語を習得をしている方に驚きました。
このセッションを聴講して改めて気づいたのですが、日本のコミュニティで作成された日本語化ドキュメントに常日頃お世話になっています。
これまで「あるのが当たり前」だと感じていた母語のドキュメントを支える方々に、感謝です。

Highly-Isolated and Low-Overhead Wasm Container

次世代のコンテナとして注目されているWasm(WebAssembly)についてのセッションでは、分離性・安全性向上を目指す新ランタイム「Mewz」の発表がありました。Mewzは、専用かつ軽量なVM上で単一のWasmを実行することで、セキュリティ強化を狙っています。今回の発表は大学院生によるものでした。

資料こちらで公開されています。
https://static.sched.com/hosted_files/kccncjpn2025/0e/KubeConJapan2025_Breaking%20Limits_%20Highly-Isolated%20and%20Low-Overhead%20Wasm%20Container-1.pdf?_gl=1*1xt9lak*_gcl_au*MTI4NDU1Njk2Mi4xNzUwNjU1NjM5*FPAU*MTI4NDU1Njk2Mi4xNzUwNjU1NjM5

会社展示ブース印象的だったこと

サイバーエージェントさんのブース

社内サービスのアーキテクチャがまとめられており、配布されていました。
Xでも話題になっており、注目度の高い取り組みです。
https://www.cyberagent.co.jp/techinfo/info/detail/id=32029

ZOZOさんのブース

OSS「Gatling Operator」による負荷試験基盤の説明を受けました。社内開発・利用されているツールで、導入の工夫が興味深かったです。
https://github.com/st-tech/gatling-operator

二日間を過ごして

これまで、技術的なグローバルイベントや日本国内でのカンファレンスなどはいくつか参加していたのですが、Kubeconは以下の点でそれらとは異なる印象を受けました

  • 相互扶助の精神を持たれている方が多い。
    「Embracing Culture and Breaking Language Barriers: A Story of Fostering Global Opensource Communities 」セッションは特に印象的でした。
  • 学生・会社員を問わずご活躍されている方がいる。
    「Kubernetes Upstream Training and Japan's Open Source Journey
    」セッションでも、日本の大学生の方が登壇されていました。

正直、当初は自分の経験・知識ではこのような場に貢献できるイメージが湧かず、少し気後れしていたのですが、現地での対話やセッションを通じてその印象は変わりました。

これまでOSSは「使う側」として関わってきましたが、コミュニティを支えるために言語を学び、発信する姿に触れたことで、意識が変わりました。

OSSのコミッターになるのは簡単ではありませんが、業務で得られたノウハウの共有や、イベントレポート執筆など、情報発信の形でも貢献できるはずです。今後は、受け取るだけでない関わり方を意識していきたいと感じました。

Appendix: イベントに関する情報

次年度以降のKubeconに役立つかも?なメモを残します。

バッチの入手

前日6/15にGetするのがスムーズでした。
19:00ごろ伺いましたが、並ぶこともなくスムーズに受け取ることができました。
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お食事

2-3時間おきに、以下のようなお食事が提供されました。
コーヒー、紅茶、水は常に設置されていたので、会場内には特段飲み物を持って行かなくてもよさそうです。
お味は非常にレベルが高く、今まで参加したイベントの中で最高レベルに美味しかったです。

項目 内容 備考
午前のコーヒーブレイク マカロン、クッキーなどのお菓子
ランチ お弁当(数種類から選べる) ヴィーガン対応メニューもありました
午後のコーヒーブレイク マカロン、クッキーなどのお菓子 午前とほぼ同じ献立です
ディナー(一日目のみ) 豪華なビュッフェ、おしゃれなデザート付

会場内の気温

このイベントに限った話ではないですが、かなり冷えているように感じました。
日本の夏に開催されるイベントでは屋内外の気温差が激しいので防寒着必須です。

注釈

  1. https://www.linuxfoundation.jp/blog/2024/11/announcing-the-first-ever-kubecon-cloudnativecon-japan-2025-on-june-16-17-in-tokyo/

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