Dify v0.7.3で、Perplexityに対応しました。
https://github.com/langgenius/dify/releases/tag/0.7.3
Perplexity Searchの使い方をアップしました。
背景
ソフトバンクユーザーは1年限定でPerplexity Proが使える様になりました。
私もたまたまLINEMOユーザーだったので早速申し込んで使用していますが、Perplexityは、ChatGPTにインターネットのRAGを追加した様な感じで、最近ではChatGPTの利用頻度はかなり減り、Perplexityをよく使っています。
Perplexityについては下記を参照ください。
ところで、PerplexityはAPIでも利用できます(インターネットのRAGもそのまま使えます。ただし利用できるAIモデルはSonarなどに限られます。GPT-4oとかClaude 3.5 Sonnetは使えません)。
そして、Perplexity ProユーザーはAPI利用のためのボーナスが毎月5ドルもらえます。この5ドルの範囲で、ソフトバンクユーザーは1年間無料でAPIが使用できます。
せっかくなので、これをお手軽に使える手はないかと考えたのですが、今話題のノーコードツールであるDifyから使える様にしてみました。
以下、黙示録として記録します。
大まかな手順
Perplexity Proへ申し込み
下記を参照ください。
APIキー生成
以下からAPIキーを生成できます。
https://www.perplexity.ai/settings/api
毎月5ドル分のクレジットが無料でチャージされる設定にしておきます。
以下が参考になります。
モデル選択
サポートされるモデルは以下を参照。
https://docs.perplexity.ai/docs/model-cards
Perplexityの特徴でもあるonlineモデルがおすすめ。
モデル毎に値段が違います。
https://docs.perplexity.ai/docs/pricing
5ドルの枠を大事に使いたいので私はsmallモデルを選択しました。
Difyへ登録
DifyのモデルプロバイダーにはPerplexityが無いので、OpenAI-API-compatibleで登録します。
Model Nameは「llama-3.1-sonar-small-128k-online」とします。
API Keyを入力します。
API endpoint URLは以下とします。
https://api.perplexity.ai/
Delimiter for streaming resultsのところは「\n\n」を「\n」に修正しておきます。
上記以外はデフォルトのままとしました。
動作確認
試しに、最近の政治情勢について尋ねてみます(2024年8月24日現在)。
無事、回答が戻ったら完成です!
ソフトバンクユーザーは無料で(1年間の限定ですが)Difyのワークフローとかと組み合わせることで、何か良さげなアプリが作れそうな予感です。
追記
別の記事も記載しましたのでご参考にしてください。