概要
まぁタイトルの通りですがJPGIS形式で配布されている基盤地図情報をパースして
簡単に扱えるようにするライブラリを書きました。
基盤地図情報とは国土地理院が配信しているデータの一つで道や川などのデータが
JPGIS形式で収められています。
しかし、JPGIS形式を扱うのが僕にとって結構大変だったので
今回こんな感じのライブラリを作りました。
github=> https://github.com/inaridiy/jpgis-parser
npm=> https://www.npmjs.com/package/jpgis-parser
使い方
npm i jpgis-parser
した後に
const { Parser } = require("jpgis-parser");
const fs = require("fs");
const xml = fs.readFileSync("./FG-GML-513574-BldL-20210701-0001.xml", "utf8");
const obj = Parser.parse(xml);
console.dir(obj.BldL[0], { depth: null });
/* {
fid: '48780-12450-s-16685',
orgGILvl: 2500,
lfSpanFr: '2021-03-17',
devDate: '2021-07-01',
vis: undefined,
type: '普通建物',
name: undefined,
loc: [
[ 34.588021306, 135.502216889 ],
[ 34.588032861, 135.502287667 ],
[ 34.587958556, 135.50230175 ],
[ 34.587946972, 135.502222778 ],
[ 34.588010028, 135.502214222 ],
[ 34.588021306, 135.502216889 ]
]
}*/
こんな感じでダウンロードしてきた基盤地図情報をparseメソッドで変換することができます また、複数の xml をまとめてパースし、一つのオブジェクトにまとめるparseManyメソッドもあります。 パースした後にどのようなデータになるかはconvertedの名前空間の型定義ファイルを読んでください
また、基本データのうちに近畿のデータに含まれているデータしかパースできません。 近畿地方以外をパースする場合はまれに一部データが出力されないです。
使用上の注意
国土地理院が発行する利用規約に従ってください
また、バグとか普通にある可能性があります
一度に大量のデータをパースするとメモリリークします
最後にこのプログラムを利用した際に発生したいかなる不利益の責任はとりません