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【WinActor】「辞書」ライブラリの基本と便利な使い方

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Last updated at Posted at 2025-12-13

WinActorでのシナリオ作成において、「変数」はよく使いますが、「辞書」や「配列」ライブラリは「抽象的かつ上級者向け」と感じて苦手意識を持つ方も少なくありません。

しかし、一度使い方を理解すれば、データ処理の効率が格段にアップする、非常に便利な機能です!
今回の記事では、WinActorの「辞書」ライブラリの基礎知識と、自動化で役立つ使い方を解説します。

1.「辞書」とは? 変数・配列との違い

WinActorがデータを格納するために使う「箱」には、「変数」「配列」「辞書」の3つの構造があります。

データ構造 説明 アクセス方法
変数 単一のデータを保存する「箱」 変数名で値にアクセス 商品名という箱にみかんという値を入れる。
辞書 複数のデータを 「キー」と「値」のペア で保存するための構造 キーを使って関連する値にアクセスする。 英和辞典という辞書名に、apple(キー)林檎(値)を格納する。
配列 複数のデータを順番に保存する「箱の集まり」 0から始まる インデックス(番号) を使って値にアクセスする。

image.png
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「辞書」は「英和辞典」のイメージ

辞書を使う際は、データを入れる「箱」(辞書名)を作り、必ず 「キー」と「値」のペア で格納することがルールです。

2. WinActorの「辞書操作」ライブラリの場所と種類

辞書を操作するためのライブラリは、WinActor標準で搭載されています。

ライブラリの場所[03_変数] > [02_辞書と配列]

image.png

この中にある主な「辞書操作関連」のライブラリは以下の5種類です。

  1. 辞書操作(初期化):辞書名の設定(データを入れる箱の作成)を行います。
  2. 辞書操作(情報更新):キーと値のペアを格納します。既存のキーに値を入れた場合、新しい値に更新されます。
  3. 辞書操作(情報取得)辞書名とキーを指定して値を取り出します。未格納のキーを指定した場合、空欄が入ります。
  4. 辞書操作(情報削除):指定したキーの情報を削除します。
  5. 辞書操作(ダンプ):辞書に格納されているデータをテキストファイルとして出力します。デバッグや内容確認が必要な場合に使用します。

3. 辞書を使う上での重要なポイント

💡 ポイント1: 必ず他のノードと組み合わせる

辞書や配列のライブラリは、単体で処理が完結することは基本的にありません。

Excelファイルから大量のデータを読み込んで辞書に格納したり、辞書からデータを取り出して入力画面に転記したりする場合、「繰り返し」処理などのノードと組み合わせたり、入れ子にして使用する 必要があります。

image.png

💡 ポイント2: 応用でVLOOKUPのように使える!

辞書は、ExcelのVLOOKUP関数のような「検索機能」として活用できる点が最大のメリットです。

  • 活用例
    1. 商品マスターなどの一覧表を読み込み、商品コードキー商品名単価などをとして辞書に格納します。
    2. 転記が必要な場面で、商品コードをキーにして辞書から情報を取得すれば、大量のデータの中から一瞬で必要な値を取り出せます。

これにより、商品コードによって転記する内容を判断するような複雑な処理や、画面ごとに入力欄が異なるような可変的な入力内容への対応がスムーズに行えるようになります。

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まとめ

WinActorの「辞書」は、キーと値のペアでデータを管理する、RPAでのデータ処理を効率化する強力なライブラリです。

  • まずは 「初期化」→「情報更新」→「情報取得」 の基本操作を覚える。
  • 繰り返しノードなどと組み合わせて、データの一括処理に活用する。

これらのステップで辞書を使いこなせば、シナリオ作成の幅が大きく広がるはずです!
ぜひ、日々の自動化に活かしてみてください。

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