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キャリアはどうやって育てるべきかを考えてみたお話

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はじめに

今回はキャリアに悩みまくっている私に対しおすすめされた本を読んでみたので、記録がてら考えたことを踏まえながら記載していきます。
前回読んだ本→世界一流から自分の仕事のやり方をレベルアップさせたい話

読んだ本

今回読ませていただいた本はこちら↓

概要

“会社は育ててくれない”時代の、成長の機会と時間を自分で生み出す「働きかたのデザイン」の入門書。

書籍目次はこのような感じです。

はじめに ー変わってしまった世界で
Chapter1 会社はあなたを育ててくれない
Chapter2 「選択できる」ことは幸か不幸か
Chapter3 自分らしさと成長を両立するために
Chapter4 三年いても温まらない
Chapter5 巨人の肩の上に乗る
Chapter6 スモールステップを刻む
Chapter7 「キャンペーン」の集合でつくる
Chapter8 “合理性”を超えるために
Chapter9 「組織との新しい関係」を築く
Chapter10 「新しい安定」を実現する働きかたのデザイン

学んだこと

今回は現代の働き方、キャリアの考え方、具体的なアクションについて3段階に分けて整理していきます。

インフォメーション内は自身の感想を記述しています。この記事自体、自身の解釈を含んでいますが、切り分けて記載していきます。

ゆるい職場

2020年代から浸透されている「ゆるい職場」というあり方。
①労働時間の減少 ②叱責機会の減少 が大きな変化がある。
しかし①に対しては、労働時間が減少=自分の時間が増えた≠成長時間、にはならず不安要因の削除には繋がらないし、
②に対しては、特に教育するOJTが自分と同じ教育ができないと、という現実がある。

自分自身が現状しか知らないのでこういうものだ、という認識にはなっているが、働きやすさって一概に言えないものですね。

キャリア姿勢

基準としては、社会から自分が専門家として認められる、最低必要努力量を一万時間とします。現代の”ゆるい職場”ではこの時間が待っているだけでは一生訪れないかもしれません。

今までは会社で”我慢”し、終身務めることが、自身を成長させていた時代から、自分で成長の機会を生み出す、チャレンジの選択を自身でする、もぎ取るぐらいの気持ちがないといけない、ということです。
姿勢も行動場所も変化しているため、それに合わせた選択が必要です。

良くも悪くも自身の行動が最短距離を生み出せる。

キャリア展望を見つけ出すアクション

キャリア形成へのステップとしてマインドや認識を作成するより、「行動」と「経験」が大切。
結局は「やった」か「やってないか」。この行動の循環がひろがることが重要です。
では、どんなことを行動すればよいのか。

行動結果が人に伝えられるものを作れるのがよい。自身がどういう人かを行動で裏付けるイメージ

5つの小さな行動

①まず自分のやりたいことを自己開示する。
②行動する大きなエネルギーを周囲から受け取る。
③目的、指標を正しく持って効率的な探索を行う。
④とりあえずやってみる
⑤変化、成長、感想を振り返ってみて整理し、自分の経験に落とし込む
※やらない理由を含む障害をどうしてやらない、できない、自分に足らないを明確に言葉にする

言い訳を並べて行動しない、ではなく、言い訳からもっと小さな単位や障害を少しでも解消する小さな行動への言い換えができる(様になりたい。。。)

キャリア・キャンペーン

1人のライフの中では、様々な場所、仲間、立場、経験が生じます。その時々にて「大切にしているもの」は変わります。たくさんの仮面のようなものを持ち、仮面を切り替えながら並行線で生活しています。
この1つ1つの状況を「キャンペーン」と呼び、人のライフキャリアは「キャンペーンの集合体」として定義されています。
このキャンペーンがたくさんある、つまり様々な仮面の自分を見せられることこそが、人生を豊かにしている。ということ。

世渡り上手ってこういうことなんだろうなと感じた。先輩としての自分、後輩としての自分をそれぞれのキャンペーンとし、共存できる、ということ。

コミットメントシフト

新しい働き方を定義されてます。キャリアの選択機会が増え、キャリア形態が自由になったからこそ、副業や兼業などの形態を経由し、徐々に切り替えていくという戦略です。

新しい提案!そんな選択があるんだ、、と思いました。

寄り道と近道

選択の時代とゆるい職場の時代という環境を活かし、「寄り道」で偶発性を高めそこでしか出会えない経験からキャリアの希少性を作り、「近道」で最低必要努力量の早期確保を目指す。それぞれをバランスよくトルコとでキャリアが「安定」する。

近道はベストではない、寄り道をしないとできない経験もある。どちらもバランス良く、楽しみながらキャリアが作りたいですね。

蛇足

本書の中には様々なキャリアへの考え方が参考として出てきます。個人的しっくりきた理論のみ記載します。各理論について、概要のみの記載です。

キャリア・アンカー(エドガーシャイン)

自分にとって本当に大切なものは「専門・機能的能力」・「経営管理能力」・「自律・独立」・「安定」・「起業家的創造性」・「奉仕・献身」・「挑戦」・「ライフスタイル」のタイプとなるという考え方
※7つの項目名の日本語訳は様々ありますが、上記は本参考書より抜粋
診断サイトとかもあるのでぜひ→キャリア・アンカー診断

キャリア・ドリフト(金井壽宏)

キャリアデザイン:節目でしっかりキャリアデザインする、キャリアドリフト:計画になかった新しい機会や偶然を楽しむ、この2つのフェーズがあり、どちらも積極的な意味づけを行なう考え方

山登り・いかだ下り(大久保幸夫)

いかだ下り:一定の職業経験が獲得されるまで(最低必要努力量)与えられる仕事を選別しないで業務に取り組む、から、山登り:どこかで目標を定めた上で、プロフェッショナルとしてキャリア形成をする。また35歳からは「山決め」の期間とし、いかだ下りと山登りを切り替える考え方。

越境学習論

自分のホームとアウェイを分ける境界線をまたいでいったり来たりすることで学ぶ、という考え方。ホームでの経験・知見とアウェイでの経験・知見の掛け算が起きれば、希少性が高まるのでは、ということ。

終わりに

今回は書籍より、キャリアの考え方や行動論などを学びました。
人それぞれのキャリアの考え方、作り方があるなかで、自分自身がどの様にデザインしていくかはずっと悩み続けるとは思いつつ、昔の自分からの変化が生まれるような行動は起こし続けていくべきと感じました。変化し続ける、というのは大変なことですが、社会が変わっているからこそそれに対応していかないといけないですね。

今回の記事を通じてもっと詳しく知りたい!と思ってくれたらぜひ読んでみてくださいねー!

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