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MicroPython/CircuitPythonAdvent Calendar 2024

Day 16

LILYGO T-Deck Plus ②:CircuitPython を入れる

Last updated at Posted at 2024-12-15

MicroPython と CircuitPython のどちらを入れるか

製品サイトには開発環境として MicroPython があげられているのだが、LILYGO からファームウェアを提供している様子はなく、MicroPython サイトでも T-Deck 専用のファームウェアを提供していない。ESP32-S3 汎用のファームウェアを使ってくれということなのだろう。

一方、CircuitPython サイトを見てみると、T-Deck (Plus)専用のファームウェアを提供している。

スクリーンショット 2024-12-14 22.31.10.png

LCD 付のボードについて、CircuitPython はたいてい LCD 上での REPL 表示をサポートしている。それを期待して CircuitPython を入れることにする。

CircuitPython の入れ方

Chrome系のWebブラウザで CircuitPythonのT-Deck (Plus)サイトに行き、「OPEN INSTALLER」をクリックする。

※ Chrome 系のWebブラウザを使うのはインストーラが WebUSB をつかうため

現れるダイアログの画面から「Upgrade CircuitPython X.XX Bin Only」(X.XX ば CircuitPython のバージョン番号)を選ぶ。

スクリーンショット 2024-12-14 22.37.39.png

次のダイアログが出たら「Next」をクリック。

スクリーンショット 2024-12-15 14.36.02.png

次のWebUSBに繋ぐダイアログが現れるので「Connect」をクリック。

スクリーンショット 2024-12-15 14.36.19.png

ここで、以下のエラーを表示が出る場合、ESP32-S3のブートローダモードになっていないので、一度「Close」をクリックをした後に t-Deck Plus の電源を切り、トラックボールを押しながら電源を入れる。これでブートローダモードになるので、最初からやり直す。

スクリーンショット 2024-12-15 14.42.28.png

エラーがでなければ、次のようなシリアルポート一覧からの選択になるので、該当するものを選択して「接続」をクリックする。

スクリーンショット 2024-12-15 14.36.46.png

次のファームウェアを書き換えてよいかとの確認が出るので「Continue」をクリック。

スクリーンショット 2024-12-15 14.37.04.png

インストール進行中。

スクリーンショット 2024-12-15 14.43.30.png

インストールが完了すると次のダイアログが出るので、「Close」して終了する。

スクリーンショット 2024-12-15 14.43.45.png

リセットボタンを押すと、LCDにREPL画面が現れる。

725F763F-C252-4FAA-A915-23C0983021F6_1_105_c.jpeg

WiFiに関しても CircuitPythonのT-Deck (Plus)サイトの「OPEN INSTALLER」をクリックして現れるダイアログの画面から「Update WiFi credentials」を選んで設定できる。

次のダイアログが現れる。「Select CIRCUITPT Drive」をクリックして、PCにマウントされているはずの CIRCUITPY フォルダを選択する。

スクリーンショット 2024-12-15 14.44.15.png

WiFi設定画面が現れる。アクセスポイントのSSIDとパスワードを入力。Web Workflow APIなるものはよくわからないけど、適当なパスワードを入れて、「Next」をクリック。

スクリーンショット 2024-12-15 14.46.28.png

次の設定完了が表示されるので、「Close」して終了する。

スクリーンショット 2024-12-15 14.47.33.png

残念ながら、REPLは表示できるものの、搭載キーボードからの入力には対応していない。これについては次回で。

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