LoginSignup
2
1

More than 3 years have passed since last update.

Wio Lite RISC-V で Lチカ

Last updated at Posted at 2020-02-15

秋月電子よりWio Lite RISC-Vを入手しましたが、メーカ製品情報を見にいっても開発に関する情報がありません。ネットをいろいろ探し回っても開発環境として PlatformIO がサポートされていることと回路図だけで、ろくな情報がありません。同じ MCU である GD32VF103CBT6 を積んだ Longan Nano と同様にやれるだろうとの予想の下でLチカしてみました。

開発環境構築

Longan Nano 爆速Tips - 環境設定~Lチカ編 -環境構築 IDE編にしたがって PlatformIO の環境設定をしてください。Board のところで "Wio Lite RISC-V (SeeedStudio)" を選ぶのだけが違います。

「Project Example」から「longan-nano-blink」を選択してLongan Nano用Lチカのサンプルを入れます。

ドライバのインストール

ボード初期設定手順にしたがってドライバをインストールしてください。Zadigによる書き換えは必要ありませんでした。

Lチカサンプルの書き換え

Longan Nano用Lチカのサンプルは内蔵の赤LEDがつながっているPC13ピンを操作しています。これを定義している箇所は以下です。

40: #define LED_PIN GPIO_PIN_13
41: #define LED_GPIO_PORT GPIOC
42: #define LED_GPIO_CLK RCU_GPIOC

Wio Lite RISC-V 内蔵の青LEDはシルク印刷や回路図によるとPA8につながっているので、以下のように書き換えました。

40: #define LED_PIN GPIO_PIN_8
41: #define LED_GPIO_PORT GPIOA
42: #define LED_GPIO_CLK RCU_GPIOA

書き込み

  • 「platformio.ini」を編集して以下を追加します。
upload_protocol = dfu を追加
  • ボードを dfu モードにする

ボード上のスライドスイッチをシルク印刷されている BOOT0 と反対側にすると dfu モードになるようです。

IMG_5290.jpeg

  • あとは Longan Nano と同様にチェック記号のクリックでコンパイル、右矢印記号のチェックで書き込みです。Longan Nano と同様に Error 74 が発生しますが、書き込みは行えています。

タイトルなし.gif

2
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1