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Longan Nano 爆速Tips - 環境設定~Lチカ編 -

Last updated at Posted at 2019-10-25

RISC-V CPU搭載 GD32VF103CBT6開発ボードのLongan Nano
みなさんの手元にも届きましたでしょうか。
IMG_20191025_215240.jpg

RGB LCDとアクリル製透明ケースがついて1000円でお釣りが来ます。
日本だと秋葉原のShigezoneで買えます。

IMG_20191025_215812.jpg

デザインもかっこいい!

そんなLogan NanoでLチカする爆速Tipsを紹介します。

※「Windows」で「USB DFU download」方式の手順です

環境構築 IDE編

###IDE準備

Longan NanoはPlatformIO IDEに正式に対応しています。

IDEといいつつVScodeやAtomのプラグインです。

今回はVScodeを使用しました。

サクッとPlatformIO IDE環境を準備してきてください。

以下、PlatformIOはPIOと表記します。

※Longan IDEという名の謎のvscodeも配布されてますが、配布されている意味がよくわからなかったので使いませんでした。

IDE設定

PIO homeを開き「NewProject」を選択。

プロジェクト名を入れて、Boardのところに「lon」まで入れると絞り込みされるので、選択。

2.png

Frameworkに「Giga Device GD32V SDK」を選択

Finishを押すと初期設定がされます(ちょっと時間かかる)

次に、PIO homeの「Project Example」から「longan-nano-blink」を選択してFinish

これであとはボードに書き込めばLチカの完成です。

ボード初期設定手順

ボードの初期設定は少しややこしいです
すーぐ色々と変わりそうなので2019年10月25日現在の情報ということで予めご了承ください。

ドライバのインストール

・以下のドライバを入手し、インストール
 //dl.sipeed.com/LONGAN/Nano/Tools/GD32_MCU_Dfu_Tool_V3.8.1.5784_1.rar

・Longan NanoをDFUモードにします
 → BOOT0ボタンとResetボタンを同時押し(BOOT0を先に押して、Resetボタンを先に離す、BOOT0ボタンを離す)

ドライバの書き換え

・以下からZadigをダウンロードして起動
 //github.com/pbatard/libwdi/releases/download/b721/zadig-2.4.exe
 → ボードがDFUモードに入っていたら表示されます
 → 表示されないときは「Option」から「List All Devices」を試してください
2.png

書き込み手順

・PIOに戻り、先で準備したサンプルプロジェクトの「platformio.ini」を編集
 → upload_protocol = dfu を追加

2.png

・いよいよ書き込み
 → ArduinoIDEと同じ手順です(チェックでビルド、矢印で書き込み)
2.png


以上が爆速Tipsとなります。

↓無事書き込めるとこうなります
ezgif-2-6592a98ac121.gif

何故か僕の環境だとエラーが出るんですが、調べても情報がなく、無事書き込めてるのでよしとしました。
しかし、最初、書き込むプログラムがおかしくてLチカできないのをこのエラーのせいだと思い込んで、かなり時間ロスしたので、念のため掲載しときます。

2.png

Invalid DFU suffix signature
A valid DFU suffix will be required in a future dfu-util release!!!
dfuse_download: libusb_control_transfer returned -9
*** [upload] Error 74


以上です。
いかがでしたか?

SpecialThanks : テンインサン

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