はじめに
今まで、さらっとしか目をとおしてこなかった Raspberry Pi Pico-series Python SDKのドキュメントを読み通してみることにする。使ったのはこれを書いている時点で最新の 2024年12月4日ビルド版。
奥付
ドキュメントのライセンスは Creative Commons Attribution-NoDerivatives 4.0 International。つまり、使うのは自由だけど、勝手に改変してはダメだよーってことで、和訳も勝手には出せません。
ただし、ドキュメント中のプログラムコードは 3条項BSDライセンス。
免責条項も記載されている。
第1章 MicroPython環境
MicroPython の概要、RPシリーズ用にPIOサポートのあることが記載されている。
1.1 入手方法
ビルド済みのMicroPythonファームウェアの入手方法について記載されている。
1.2 インストール方法
ビルド済みのMicroPythonファームウェアのインストール方法について記載されている。
BOOT ボタンを押しながら PC のUSBにつないで、マウントされる RPI-RP2
フォルダにファームウェアを放り込めというやつ。ちなみに Pico 2 の場合は RPI-RP2
ではなく RP2350
になるが、このドキュメントには記載なし。
1.3 ビルド方法
MicroPython のソースコードからファームウェアをビルドする方法について記載されている。
MicroPython のダウンロードサイトには最新プレビュー版もあるので、最新機能を試すという意味では自前ビルドの必要性はほとんどなし。C言語で実装した拡張モジュールを組み込むのでなければ、自前ビルドすることはないでしょう。逆に拡張モージュールの組み込みを前提とした場合には説明が不足している。
拡張モジュールの組み込みについてはこちらをどうぞ。