11月に入って新規にRaspberry Pi 5のセットアップしていたら、なんかwayfireの設定ファイルが見つからない、何故だ!? と、調べていたら、このような記事がありました。要するに wayfire がいまいちなのでお払い箱にして labwc に切り替えましたとのこと。
wayfire になったときに、X11での Caps Lock キーの Ctrl キー化が使えなくなって、wayfire.ini の設定でやることになったわけなんですけど、今度の labwc ではどうやるんだい? ってことで調べました。
labwc でのデフォルトのキー配列は GB になってしまうようです(/etc/xdg/labwc/environment 参照)。なので、たいていの日本人は、raspi-confug
などでキーボード設定をすることになるのですが、キーボード設定を完了すると、 ~/.config/labwc/environment
ファイルができて、ここにキーボード設定の内容が反映されているはずです。もし無い場合は ~/.config/labwc/environment
ファイルを自分で作りましょう。
この ~/.config/labwc/environment
ファイルに以下の設定を加えることで、Caps Lock キーを Ctrl キー化できます。
XKB_DEFAULT_OPTIONS=ctrl:nocaps
Caps Lock キーと Ctrl キーを入れ替える場合には次のようにします。
XKB_DEFAULT_OPTIONS=ctrl:swapcaps
設定を反映するには再ログインするか、以下のコマンドを実行します。
labwc --reconfig