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Pybricks Codeについて

Last updated at Posted at 2023-12-12

前回記事からの続きで、Pybricks Codeの紹介と、それを使ったファームウェアインストール方法について書きます。

Pybricks Code とは

EV3以外の Pybricks では開発環境として Pybricks CodeというWebブラウザで動くIDEを使います。

※ EV3用のPybricks環境の構築については @Sunrise98 さんの記事を参照してください。

ハブとの接続には Web Bluetooth が使われるので、Web ブラウザは Chrome 系を使うのがよいでしょう。

外観

Pybricks Codeにアクセスすると、次の画面が現れます。

スクリーンショット 2023-12-12 21.44.10.png

ハブへのファームウェア転送

ハブに MicroPython ファームウェアをインストールするには、左ペインの歯車アイコンをクリックして設定を表示して、「Install Pybricks Firmware」をクリックします。

スクリーンショット 2023-12-12 22.03.35.png

インストール対象のハブを選んで「Next」をクリックします。

スクリーンショット 2023-12-12 21.54.51.png

ライセンスに同意のチェックを入れて「Next」をクリックします。

スクリーンショット 2023-12-12 21.55.53.png

ハブにつけるBluetoothデバイス名を入力して「Next」をクリックします。

スクリーンショット 2023-12-12 21.57.37.png

表示される手順にしたがって、ハブをDFUモード(いわゆるファームウェアをインストールするモード)にして、「Install」をクリックします。ハブのBluetoothに接続してファームウェアのインストールが行われます。

スクリーンショット 2023-12-12 22.02.47.png

例としてして示している Technic Hub の場合だと、DFUモードに入るのに次のようにします。

  • ハブの電源が入っていれば、一度電源を切ります
  • ハブの電源ボタンを押したままにします
  • ハブのLEDがパープル色に点滅したら「Install」をクリックします
  • Bluetooth接続するハブを選択します
  • 電源ボタンの押下をやめます
  • ファームウェアのインストールが行われます

ハブとの接続

ハブと接続するには Pybricks Codeの上にある Blurtooth アイコンをクリックします。

スクリーンショット 2023-12-12 22.53.20.png

ハブのスキャンが行われ、表示されるデバイスを選らんで「ペア設定」をクリックします。

スクリーンショット 2023-12-12 22.54.03.png

Bluetoothアイコンが次に変わったら接続完了です。

スクリーンショット 2023-12-12 22.54.38.png

REPL表示

ハブに接続したら、Pybricks Codeの上にある REPL アイコンをクリックすることによって、コンソール領域に REPL が表示され、ここで入力も可能です。

スクリーンショット 2023-12-12 22.52.21.png

モジュール一覧を表示してみた例を示します。

スクリーンショット 2023-12-12 22.51.49.png

プログラミングはまた次回で

次の記事ではモータやセンサーを使ったプログラミングについて書きます。

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