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書類回収状況を手軽に携帯で確認。Glideで作成して提案してみた。

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 はい、皆さんこんにちは。システム会社の営業部員をしておりますが、営業部と言ってもシステム会社なので何か開発出来ないか悪戦苦闘してる私。知識を得たデジタルを会社の何かに役立てられないか考えているのですが、自発的に発想が出せるデジタル機能はないものでしょうか。世の中悩みはつきものと言いますけどね。今回は営業本部の中で他営業部の部長から声をかけられ相談されて思いついた事をGlideを使って提案してみました。

1.相談内容

 声をかけられたのは他営業部ですが1年前は私の上司でした。相談とはいわゆる需要集約を営業部が任されておりその状況を把握しているかという相談でした。需要集約とは親企業が自社へシステム機能開発依頼をし、開発リリース目途段階でグループ内の他企業へ展開するため各企業にこの機能に一緒に乗りかかりませんかと声をかける作業があります。また法律で決まったものを機能開発しグループ企業内へ提示、自社DX構想で開発する機能を各企業へ提示さらにはアンケート調査など。つまりは同一の内容について各企業へ連絡し、その連絡の回答や回答となる書類の回収業務です。
本題に入りますが、その需要集約の回収状況報告をその方は任命されているのですが、他営業部横断なので私の営業部の状況がどうなっているのかを相談されました。各営業担当者が所定のフォルダに格納しておりチェックシートを基に確認出来、それをまとめた管理シートを使用しているのでそこをご案内。しかし更に相談としてこの管理シートをもっと手軽に確認出来ないかと言われたことが今回のGlideを作成するきっかけとなりました。

2.Glideの完成画面

スクリーンショット 2022-06-12 095815.png
スクリーンショット 2022-06-12 100826.png
スクリーンショット 2022-06-12 100851.png
 実はこれ全部Googleスプレッドシートに貼っただけなんです。

3.使用ツール

Glide
・Googleスプレッドシート

4.作成手順

①最初にGoogleスプレッドシートに呼び出したい資料をコピーしておきます。
(今回はExcelで管理されていたファイルをコピーペーストしました。)
スクリーンショット 2022-06-12 104733.png

②GlideはGoogleスプレッドシートを使っているGoogleアカウントでサインアップしたらカンタンに登録できました。
③My TeamからNew Projectボタンをクリック。→Glide Appを選択し下のContinueバーをクリック。
5無題.png
④Select a sourceでGoogleスプレッドシートを使用する場合はGoogle Sheetsを選択しContinueバーをクリック。
6無題.png
⑤Select a fileで①で作成したファイルを選択して登録するだけです。
スクリーンショット 2022-06-12 104325.png
⑥Data Editor画面ではGoogleスプレッドシートと同じものが反映していました。しかも締切日部分は書式を日付で入力していたため自動でカレンダー形式で反映していました。
スクリーンショット 2022-06-12 110559.png
⑦最後に画面右上のPublishボタンをクリックしPublish Appすると画面にQRコードが出てPublish→Shareに切り替わります。
スクリーンショット 2022-06-12 110141.png
画面のQRコードを上司に送って携帯で読込んでもらったら共有できた事になります。スクリーンショット 2022-06-12 112148.png

5.相談者と営業担当者の反応

実際に携帯で確認出来るかまずは元上司の他営業部長に見てもらいました。
※良かった点
前より手軽に確認する事が出来てるよ。複数の案件がリスト化されていてExcelより見やすい。画面遷移させてみると各企業名での状況もわかりやすい。
携帯からも書き込み出来るのはいいね。新規案件名とステータスも私が書き込めるならこれで管理した方がいいのではないか。
※改善点
単純に確認作業としては良いけど詳しい状況も書き込めるスペースとか作って欲しいな。

上司からは割と高評価は受けました。
次に更新する営業担当者(いつもダメ出しをいただく方)にも見てもらいました。
※良かった点
見やすいし、手軽に確認出来そう。
※改善点(悪かった点)
また違うツール使うのは問題外。そもそも今の場所で管理するルールだし、見るところが増えるのは運用負荷。
確認ツールならまだしも書き込み出来るけど元々はプルダウンが入っていて、選択式が書き込み式になっちゃうと営業担当者毎にいろんな事を書かれてしまい一目でどうなっているか確認出来なくなる。

6.ご意見集約後の反省点

依頼者側の要望は叶えられそうでしたが、運用上の問題やツールの一元化と言うところで壁に阻まれました。
知識不足だったので指摘箇所をプルダウン方式に変えられないか勉強してみます。
元上司の反応的には良く、確認事項として使えるなら今後もこれを更新し使ってもらえたらいいなと感じました。また改良し声をかけてみようと思います。
 ただ、開発とは言えないかもしれませんが、相談(依頼)→アイデア→作成→検証→修正→検証・・・のようにPDCAサイクルを回した事が自分にとって新たな1歩を踏めたような気がしました。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。また次回も出来ることを記事にしたいと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。

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