9月の新製品発表でLTEの機能がつく予測がありますApple Watchですが、初代発売時の期待とは裏腹に今つけている人はどれくらいなのだろうといった感じです。
そんなApple Watchですが、一つ私が気に入っている機能があります。Hey Siriです。
この機能を使えば、ノークリックで、こんなことができます(Apple Watchを顔の前に持ってくる必要がありますが)。
- 即席麺のタイマーにする
- タスクを追加する(場所や時間の条件をつけることもできる)
- 予定を追加する
- 知らない土地でここはどこか確認する
- iPhoneで聞いている曲にラブをつける、次の曲にする
- 猫画像をWebから表示させる
これらの機能はとても便利なのですが、メモが取れなかったり、メールが送れなかったりします。
モチベーション
わたしは超忘れっぽい性格です。ですから、一瞬で簡単なメモが取れることは相当な生産性を上げることになります。
メモを取る、さらにメモをとるを実行するためにメールを送ることについて私が試したことをこのブログに残しておきます。
ボイスメモをApple Watchで取る
アプリを使う
メモアプリを使うことを最初考えました。しかし、すぐに使わななくなりました。
AppleWatchアプリの特性として、必要なのはスピードです。私はできれば腕時計の作業など、ほぼ一瞬で行いたいのです(腕あげてて疲れるし)。
IFTTT経由でメモをとれないか
次に考えたのはAppleWatchからメールを送ることです。
次のフローを考えました。
AppleWatch → メール → IFTTT → Dropbox
しかし、Apple WatchのHey Siriではメールを送れません。ここで詰まりました。
Apple Watchでメールを送る方法
何か突破口はないかとApple WatchのHey Siri機能の一覧を見ていると、メッセージを送るがあることに気づきました。
メッセージ.appはSMSとMMSとiMessageを送るソフトです。
この中にMMSがありました。
これは昔のezwebメール(auの場合)で、ガラケー時代にはこれでEメールを送っていました。つまり、機能としてはこれは単なるメール機能なのです。
LINEが普及した現在、近年使うこともありませんでした。私はこの機能に毎月数百円を払っていましたがすっかり塩漬けになっていました。
これをうまく利用すれば、Apple Watchからメールを送信できることに気づきました。
これで下記のワークフローが実行可能になります。
AppleWatch → メール → IFTTT → Dropbox(別にEvernoteなどでも良い)
例
iPhoneのアドレスブックにIFTTTのアドレスを"メモ"とニックネーム登録しておき、
Hey Siri, 〇〇とメモにメッセージ
と呟くことでボイスメモが作れることになります。
Gmailを利用する(追加)
ここで欲がでました。
「もっといろんな機能をキックしたい」
すると、gmailでエイリアス機能があることを思い出しました(アカウントの後ろに+をつけて無限にアドレスを増やす機能です)。あとはこれとgmailのラベル機能を組み合わせることで特定の人にメッセージが送れるワークフローができることに気づきました。これは、LINEなどと合わせるとさらに便利なんじゃないでしょうか。
- gmailでMAILTO/誰々ラベルを作る
- gmailのルールで
xxx+mail.to.yyy@gmail.com
宛へのメールは1.で作ったラベルをつけるようにする - IFTTTでThisにGMailを選択、"new email in inbox labeled"を選択、1.のラベルを指定
- IFFTTでThenにGMailを選択、"Send an email"を選択、送信したい相手のアドレスを選択
みたいなことができます。
他に私は体重の記録なども面倒くさいのでこのフローでHealthKitに登録しています。
感想
IFTTTを使いこなせている方なら、なんとなく、この便利さがわかっていただけるのではないでしょうか。
アクションのキックをノークリックでできるこの世界、なかなかいいと思いませんか?