Googleのエージェントファースト(agent-first)の開発プラットフォーム Google Antigravity がどのようなものか軽く触れてみた
注意
envやsecret、脆弱性関連に関する要求はほぼ行っていません。
今回の目的がGoogle Antigravityの使用感を試すためとしているためです。
間違えても商用向けでこのような脆弱な重要な情報が洩れるような構造にしないようご注意ください。
インストール
公式サイト「Google Antigravity」からアプリをダウンロードしインストール
いきなり使ってみる
とりあえず日本語化。AI時代らしくチャットで設定方法を聞いてみる。
エディターを日本語化したい
VS Codeの日本語化拡張機能(Japanese Language Pack)は既にインストールされているようです。
エディターの表示を日本語に切り替えるには、以下の手順を実行してください:
Ctrl + Shift + P を押してコマンドパレットを開きます。
Configure Display Language と入力して選択します。
リストから 日本語 (ja) を選択します。
ポップアップが表示されたら Restart をクリックしてVS Codeを再起動します。
これで日本語化が完了します。
Agent Firstの開発作業イメージ
いきなりですが試してみましょう。
Planningしてみる
RHEL10+Apache2.4+PHP8.3、PostgreSQL16の2階層構造とし、1:1双方向のテキストメッセージ送受信Webアプリを作成したい。
WebSocketまでのレスポンスは不要で、定期的な状態確認をAjaxで行えればよい
新たな書き込みが相手から会った場合には未読件数を表示するUI+端末への通知機能を具備する。
履歴情報はDBに蓄え次回表示時に復元可能とする。
直近の送信については編集または取り消しが可能で、送信先にも編集または取り消しされた旨の通知が入り識別可能Iとする。
コーディング規約はPSR-12をベースとする。
対象となる言語はjaのみ。技術者も日本人技術者のためコードはPHPDoc、コミットコメントなどは日本語で記載する。技術車間の引継ぎがしやすいように利用方法のMarkdownやコード内のコメントは丁寧に記する。
なお、ローカル環境で実行可能なDocker環境を.docker/内に構築しそこでテスト事項可能とする。
かなり曖昧な要求で、GitHub CopilotのAgentモードで行うと当たればよいが外れたらかなりイメージと異なる成果物ができそうな要求ですね。
そうすると
Task と Implementation Plan が生成されました。
このAgentが生成したタスクおよび実装計画について、レビューをしながら開発をすすめるようです。
Implementation Plan に機能概要がまとめられており、
この実装計画書をレビューし承認をするようです。
これに伴う Task も自動生成されています。
これらのファイルはワークスペース上にはない特別なファイルのようで、
その実体は「エクスプローラーで開く」をすると判りますが
~/.gemini/antigravity/brain/<session_id>/
に保存されるようです。
レビューしてみる
レビューはこのように選択した箇所に対しコメントが右側に表示されます。
とりあえず以下3項目をコメントとして追加しました。
画面: 左側にユーザーリスト(今回は簡易的に相手を選ぶ)、右側にチャットエリア。
→ テスト用のユーザは3名とする。
フロントエンド
→ デザインはシンプルな業務向け
users テーブル
→ アカウント管理の関係で、作成日、更新日、作成者、論理削除フラグを追加
レビューが完了したら右上のReviewからSubmitします。
するとチャット欄で作業内容が表示され Implementation Plan が更新されました。
ちゃんと要求が Implementation Plan に反映されています。
この状態でReviewを開くとコメント入力欄+Submitがありますので、わたしは承認するつもりで”OK”と入力しSubmitしました。
すると実装が開始されます。
タスクの進行状態に合わせて自動的に Task に作業完了のチェックが入っていきます。
途中のテスト工程で「Preview Antigravity would like to use the browser.」とでてSetupをクリックするとブラウザが自動で立ち上がります。
ブラウザが立ち上がると拡張機能のセットアップが促されるので許可します。
すると自動的にテストが開始されます。
初回はForbiddenで失敗していますがその後自動修正、再テストが繰り返されます。
作業内容やテストの状況がチャット欄やブラウザで確認できます。

タスクが完了した段階で Walkthrough が生成され
実施内容、テストのスクリーンショット、今後の方針などが提案されます。
なおテスト内容の詳細はあとからPreviewの部分を展開すると各々確認できます。
テスト全体の様子はこのViewをクリックすることで動画として再生されます。すごいですねー。
ちなみに動作確認中のスクリーンショットは以下に
~/.gemini/antigravity/browser_recordings/<session_id>/*.jpg
Walkthroughにも貼られている動画は以下に保存されていました。
~/.gemini/antigravity/brain/<session_id>/*.webp
好みじゃないところの修正依頼
ちょっとイメージと異なったのが以下の2点
- PostgreSQLのpgdataがDockerのボリュームではなくソース内にマウントされてしまっている
- docker-compose.ymlは.docker内に入れたい
これらを追加注文してみます。
pgdataはdockerのボリュームの永続的ボリュームに変更して。
また、docker-compose.ymlは.docker内に配置したい
意図通り整理してもらいましたが、古いpgdataは削除されていなかったので追加でオーダー
ワークスペース内のpgdataは削除してよい?
他にもありがちなドキュメントへの反映洩れを治してもらいます。
ディレクトリ構成の変更内容をImpremantation Planへ反映して
README.mdにも反映させて
全体的な印象はかなり使い勝手が良いですね。
特にテストの様子が自動でスクリーンショットや動画で確認できるのはフロントエンドを含めた実装においては良いですね!
出来上がったソース一式とImplementation Plan、Task、Walkthroughやエビデンス類をワークスペースのdocs/内にコピーしたものをGitHubにあげておきます。
なかなか良い使い心地でした。ご参考まで

















