こんにちは、 @imoans です。
この記事は CureApp Advent Calendar 2016 19日目の記事 です
CureAppでは、より良い開発環境を整えるためにいろいろな工夫を行っています。
その中で、導入してみてよかったものを挙げていきます。
作業内容把握bot
社内で働いている人同士は、どのような作業をしているのかだいたい把握できますが、
リモートワークの方は、PRや日報で作業を把握するしかなく、
作業の進捗やどんなことに困っているのかがわかりづらいという問題が起きていました。
また、作業の進捗状況が把握しづらいので、開発スピードを測ることができず、
開発予定と進捗のずれの見積もりが難しくなっていました。
そこで、slackに毎日15時に作業内容の記入を促すbotを導入しました。
このbotは@pomtoonさん(非エンジニア)に導入していただきました!
このbotのおかげで、作業の進捗や作業予定が把握できるようになりました!
さらに、詰まった所をここに書けば、みんなが見ているので、誰かが手を差し伸べてくれます。
チームの作業進捗を把握できることに加えて、不要に悩む時間をなくすことができ、開発時のストレスがかなり減りました。
分報
もともと、CureAppでは、15分悩んでも解決できない問題があるときは
誰かに相談するというように決めていました。
ですが、作業している人に話しかけたり開発チームメンバー全員がいるチャットに投稿したりするのはノイズになってしまうかな?と遠慮することがありました。
そこで、slackに分報を導入しました。
個人に1つ分報channelが用意されていて、困ったことや、発見したこと、作業の進捗などを自由につぶやきます。
特定の人に質問がある時は、その人の分報channelに話しかけます。
これにより、チャットが流れてしまって気づかれない、なんてことを防げます。
また、この分報channelは出入自由です。
質問したい時に入って、集中したい時は出るなどができるので、
つぶやく側、見る側のどちらも負担を少なくできます。
こうして、お互いの負担を増やすことなく、問題解決がスムーズに行えるようになりました。
実際に↓のように学んだことをつぶやくと、詳細な資料を挙げていただいて、とても勉強になっています。
PRテンプレート
私は主に、スマートフォンアプリのフロントを担当していますが、
iOSのみしか動作を確認していなくて、マージ後Androidで起動できなくなる、なんてことが結構ありました。
そこで、githubのPRテンプレートを導入して、
iOS, Androidのスクリーンショットの欄を設けました。
このテンプレートによって、Androidの動作確認を忘れずに行うことができ、
不要なデバッグ作業をすることがなくなりました!
スマートフォン特有の注意点の他にも、PRテンプレートはまだ改良の余地があり、
- レビュワーに、見てもらいたい点を書く欄
- テストがかけなかったときの理由を書く欄
などを追加したいという声が上がっているので、どんどん改良していきたいと思います。
review wantedチャンネル
CureAppでは、2人からapproveをもらったらマージするという決まりがあるので、PR作成時に、レビュー者を2人指定するようにしていました。
しかし、レビュー依頼が同じ人に集中して、レビューがスムーズに進まず、なかなかマージされないといったことが起きていました。
レビュー依頼者にも、レビュワーにも大きな負担がかかっていました。
そこで、slackにreview wantedチャンネルを作成しました!
このチャンネルでは、レビューしてほしいPRを投稿すると、余裕のある方がレビューをしてくれます。
今までレビューをお願いしていなかった、違うプロジェクトの担当の方にもレビューしてもらえるようになり、
レビュー&マージのサイクルが早くなりました。
このように、CureAppではよりよい開発環境を整えるために、いろんな工夫を行ってきました。
来年も、こつこつと工夫をして、さらにチームが働きやすい環境を整えていきたいと思います!!
明日は @janus_welさんです!