AndroidでBox2D(物理演算ライブラリ)を利用するには、jBox2dというライブラリがあります。
Box2Dはすごく有名な物理演算のライブラリですが、何故か「Android Box2D」では情報が少なく(リンク切れなど)、また3年くらい前の古い情報ばかりなので、ここで改めて2015年度版として導入方法を書いておきます。
環境
・AndroidStudio ver1.4.1
・compileSdkVersion 23
・minSdkVersion 15
導入
まずはライブラリを入手します。
http://grepcode.com/snapshot/repo1.maven.org/maven2/org.jbox2d/jbox2d-library/2.2.1.1
(※)必ず最新版(といっても2013年ですが^^;)の2.2.1.1をインストールしてください。それ以外のバージョンだと、APIにFixtureDiff
が無かったりと、正常に動作できませんでした。
入手したjarファイルをAndroidStudioにインポートします。
libsフォルダにjarファイルをドラック&ドロップして、
[File]>[ProjectStructure...]>[Depedencies]>[+]>[Libraly Depedencies]
から、
該当のjarファイルをプロジェクトに追加します。
実装
SurfaceView上でjBox2Dを展開します。
サンプルプロジェクトをGithubにアップしましたので詳しくはそちらをご参照ください。
https://github.com/SatoshiImanishi/Test_jbox2d
リファレンス
あくまでjavaで!ということだとNature of Code -Processingではじめる自然現象のシミュレーションという本にjBox2dのことが基礎から詳しく書かれていた気がします。Processingの本です。超おもしろい本です。
おわり