1
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

【Laravelで個人開発】ローカルに開発環境を作る

Last updated at Posted at 2020-06-20

はじめに

このドキュメントは、Laravel初心者の方が、個人開発の第一歩として独力で「ローカルに開発環境を作ること」をゴールに定め書いています。

ゴールの具体的な状態

  • ローカルからブラウザにてlocalhostにアクセスすると、Laravelのデモ画面が表示できる
  • デバックモードが有効である
  • コードがgithub上にも存在する

対象環境

今回はMacに絞って話を進めます。

インストールするソフトウェア・パッケージ

MacのローカルのPHPのバージョンは最新にします。プロジェクト次第では複数のPHPのバージョンを扱えるようphpenvの導入も検討すべきですが、一旦今回はシンプルに最新化のみ行います。

また、最終的にIaaSに環境作って公開することになるので、ローカルもそれに近い環境が望ましいと考えます。また自分自身にとっても馴染みがあると言う理由でdockerを用いることにします。その場合Laravel公式のlaradockを使うのが一般的ですが、shipping-docker/vesselの方がdockerそのものを意識せずに済むため、今回はそちらを使用することにします。

LaravelはLTS版(サポート期間が長期のバージョン)であるLaravel6.xを使用します。prestissimoは、日本からcomposerを使ってパッケージをインストールすると遅いため、その解消を目的として導入しています。なぜ「日本から」だと遅くなるかを知りたい場合は、こちらの資料を読んでみてください。また、デバックできないと開発しづらいのでdebugbarもインストールします。今回はAPI開発は一旦スコープ外と考えているので、itsgoingd/clockworkは無し。

インストールするソフトウェア

  • PHP7.4
  • Docker for Mac
  • Composer 1.x

インストールするパッケージ

  • Laravel6.x
  • hirak/prestissimo
  • shipping-docker/vessel
  • barryvdh/laravel-debugbar

導入手順

PHPのアップデート

1. homebrewで最新のPHPをインストールする

brew install php@7.4

2. パスを通す

echo 'exportPATH="/usr/local/opt/php@7.4/bin:$PATH"'>>~/.bash_profile
echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.3/sbin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

3. バージョンを確認する

7.4になっているかどうか

php -v

Docker for Macのインストール

  1. DockerHubにアカウントを作成する
  2. DockerHubよりソフトウェアをダウンロードする
  3. ダウンロードしたファイルを実行する
  4. 登録したアカウントをDockerに設定する

Composerのインストール

1. Composerをダウンロードする

cd ~
php -r "copy('https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php');"

2. Composerファイルの安全性をチェックする

php -r "if (hash_file('sha384', 'composer-setup.php') === 'e0012edf3e80b6978849f5eff0d4b4e4c79ff1609dd1e613307e16318854d24ae64f26d17af3ef0bf7cfb710ca74755a') { echo 'Installer verified'; } else { echo 'Installer corrupt'; unlink('composer-setup.php'); } echo PHP_EOL;"

3. Composerをインストールする

php composer-setup.php
php -r "unlink('composer-setup.php');"

4. Globalで使用できるようにする

mv composer.phar /usr/local/bin/composer

hirak/prestissimoのインストール

後続のLaravelとvesselのインストールをスムーズに行うため、このタイミングでインストールしておきます。

composer global require hirak/prestissimo

Laravel6.xのインストール

1. バージョンを指定してLaravelをインストールする

最新のLaravelのバージョンは7.xなので、バージョンを指定してインストールしないと6.xをインストールできない。このため下記のようにします。project名は任意。ローカル開発環境では複数のプロジェクトを扱うことも多いため、 projects のような親ディレクトリを作ってその中でインストールすることがお勧めです。

mkdir projects
cd projects
composer create-project "laravel/laravel=6.*" project名

2. Laravelのバージョンを確認する

cd project名
php artisan --version

vesselをインストール

1. composerを使ってインストールする

composer require shipping-docker/vessel --dev

2. vesselを初期化する

php artisan vendor:publish --provider="Vessel\VesselServiceProvider"
bash vessel init

3. vesselを起動する

./vessel start

4. localhostにアクセスする

ブラウザのURLに localhost を入力し、下記の画面が表示されることを確認します。
laravel.png

その他のパッケージのインストール

1. vesselの環境を通してインストールする

./vessel comp require hirak/prestissimo
./vessel comp require barryvdh/laravel-debugbar --dev

2. localhostにアクセスする

ブラウザのURLに localhost を入力し、下記のように画面下にdebugbarが表示されることを確認します。
スクリーンショット 2020-06-20 11.50.33.png

githubにコードを置く

今回は事前にgithub上に空のリポジトリ(リモートリポジトリ)を用意しているものとします。また、リポジトリ名は先のプロジェクト名と同じものとします。

1. gitを初期化する

git init

2. ローカルリポジトリにコミットする


git add -A .
git commit -m 'first commit'

3. リモートリポジトリのパスをコピーする

hoge.png

4. リモートリポジトリにプッシュする

git remote add origin リモートリポジトリのパス
git push origin master
1
2
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?