DTOって何?
DTOは「Data Transfer Object」の略で、直訳すると「データ転送オブジェクト」で、システム内でデータをやり取りするための“入れ物”です。
例えば、Webアプリでサーバーとクライアント間でデータをやり取りする時に使います。
- データベースの情報をまとめて渡したい
- APIのリクエストやレスポンスで使いたい
- 複数の値を一つのオブジェクトで管理したい
こんな時にDTOが活躍します!
具体例(Javaの場合)
例えば、ユーザー情報をやり取りしたい場合はこんな感じ:
UserDto.java
public class UserDto {
private String name;
private int age;
private String email;
// コンストラクタやgetter/setterは省略
}
このUserDto
を使えば、ユーザー情報をまとめて渡せます。
DTOのメリット
- データ構造が明確になる
- 複数の値を一つにまとめて管理できる
- APIやサービス間のやり取りがシンプルになる
DTOの注意点
- ロジック(処理)は持たせない
- あくまで「データの入れ物」として使う
まとめ
DTOは、システム間でデータをやり取りする時にとても便利な仕組みです。
ポイント:
- 📦 データの入れ物として使う
- ✨ コードがスッキリする
- 👀 分かりやすいコードになる
- 🚀 システム間のデータ転送が効率的