はじめに
この記事ではMarkdownの概要と基本的な記法については解説しないので以下の記事を参照してください!
なぜMarkdownでメモを取るのか?
1. CopilotのようなAIエージェントを使って書ける
MarkdownファイルならGitHub CopilotやClaude、ChatGPTなどのAIエージェントがとても活用しやすいです!
例えば、こんな感じで使えます
-
Copilotでの自動補完:
## 学習記録
と書き始めると、Copilotが文章の続きを提案してくれる - AIチャットでの整理: 「今日の会議メモを箇条書きで整理して」とお願いすると、Markdownフォーマットでキレイに整理してくれる
- コード例の生成: 技術メモでコード例が欲しい時、AIに「JavaScriptの配列操作のサンプルをMarkdownで」と頼めばすぐに生成
Word文書だとAIがうまく理解してくれないことが多いですが、Markdownなら構造化されているのでAIとの相性抜群です!
この記事もベースはCopilotに書いてもらってます↓
2. NotebookLMで振り返りしやすい
GoogleのNotebookLMにMarkdownファイルをアップロードすると、過去のメモから質問に答えてくれる個人アシスタントが作れます!
- 学習内容の復習: 「ReactのuseEffectについて教えて」→ 過去のメモから関連内容を抽出して説明
- 会議の振り返り: 「先月のプロジェクト会議の決定事項は?」→ 議事録メモから重要ポイントをまとめて回答
- 技術トラブルの解決: 「前回のエラー解決方法は?」→ 過去の解決メモを参照して解決策を提示
3. Git管理ができる
Markdownファイルはテキストファイルなので、Gitでバージョン管理できるのが最大のメリット!
こんな時に便利
-
変更履歴の追跡: 「いつこの知識を学んだっけ?」→
git log --oneline learning.md
で確認 -
間違って削除した時の復元:
git checkout HEAD~1 -- important-memo.md
で前のバージョンに戻せる - チーム共有: GitHubで学習メモを共有して、同期や先輩からレビューをもらえる
- バックアップ: リモートリポジトリに推しておけば、PCが壊れてもメモは安全
4. Marpでスライドにもできる
MarpはMarkdownから美しいスライドを生成できるツールです。メモがそのままプレゼン資料になるんです!
つまり 「AIにスライド作成をさせる」 ことができるようになります!!
とてもおすすめです。
実際の活用シーン:
- 月次報告: 学習メモを整理してスライドに変換、上司への報告に使用
- 勉強会発表: 技術調査メモをベースに社内LT(Lightning Talk)のスライド作成
- 知識共有: チーム内の技術共有でサクッとスライド作成
メリット:
- メモ→スライドの変換が一瞬
- デザインに時間をかけずに内容に集中できる
- PowerPointよりもバージョン管理しやすい
なぜ「新卒こそ」なのか
新卒はキャッチアップすべきことが多いです。私も今実感しています。
ただ、上記のメリットを活用すれば、 素早く・効率的に 学習内容を整理・振り返りできるので、インプットとアウトプットのサイクルを早く回すことが可能になります。
いち早く成果を出し、さっさと一人前になりましょう!
vscodeでMarkdownを快適に書く
この記事がとてもわかりやすいので見てください!
まとめ
一番のポイントは、MarkdownファイルならAIエージェントやGitなどのツールと組み合わせて、メモを効率的に活用できることです!
私も新卒として、Markdownでメモを取ることで学習効率が格段に上がりました。
ぜひ皆さんもMarkdownを活用して、学習や業務の効率化を図ってください!