1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Prebid.jsからGoogle Ad ManagerのPPIDへIM-UIDを連携する

Last updated at Posted at 2022-11-01

はじめに

この記事は、インティメート・マージャ―で提供している共通IDソリューション「IM-UID」を Prebid.js の User ID モジュールを利用し、パブリッシャー指定の識別子(以下 PPID)をセットする方法を記載しています。

PPIDとは?

  • PPIDは、Google アド マネージャー(以下 GAM) が利用するクロスデバイス対応の識別子で、複数のデバイスで 1 人のユーザーを識別するために利用するためのものです。 1
  • PPIDは、フリークエンシー キャップ、オーディエンス セグメンテーション、オーディエンス ターゲティング、広告の順次ローテーション等で使用されます。2
  • 適切な識別子を PPID にセットすることで、広告の収益を向上することが期待できます。

やりたいこと

  • GAMのPPIDにIM-UIDを連携する
    • PPIDには以下の制限事項があるため、IM-UIDのハッシュ値を連携しています。2
      • Google にとって意味を持たない値となるようハッシュ化または暗号化されていること
      • 英数字([0-9 a-z A-Z])または 16 進表記の UUID(8-4-4-4-12)であること(ハイフンも使用できます)
      • 32 文字以上、150 文字以内であること

前提条件

導入方法

pbjs の setConfig() で userSync の ppid に ppid.intimatemerger.com を設定してください。

pbjs.setConfig({
  userSync: {
    ppid: 'ppid.intimatemerger.com', // GAM Publisher Provided ID
    userIds: [{
      name: 'imuid',
      params: {
        cid: 5126 // Set your Intimate Merger Customer ID here for production
      }
    }]
  }
});

既に IM-UID の UserID モジュールをご利用頂いてる方は、ppidの設定1行を追加するだけで、 PPID に IM-UID がセットされるようになります。

確認方法

console から pbjs object を経由することで、確認ができます。

Prebid.jsのバージョン

> pbjs.version
v7.11.0

UserID モジュール

> pbjs.getUserIds()
{ imuid: 'i.vusIbpLQTwWW3I7tDCv1RQ', imppid: 'dbe39d9d56f98d5f9cb22df15b285791' }

> pbjs.getUserIdsAsEids()
 (2)[{...},{...}]
 0: {source: 'intimatemerger.com', uids: Array(1)}
 1: {source: 'ppid.intimatemerger.com', uids: Array(1)}

imppid が取得できていることと、source に ppid.intimatemerger.com が存在していることをご確認ください。

こちらのサービスを試してみたい方は

  • PPIDが有効化されていない場合は、Googleのアカウントマネージャーにご相談ください。
  • UserID モジュールについては、インティメート・マージャーのポストCookieソリューション問い合わせ窓口へお問い合わせください。
  1. https://support.google.com/admanager/answer/6280452?hl=ja

  2. https://support.google.com/admanager/answer/2880055?hl=ja 2

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?