はじめに
CentOS7でシャットダウンに時間が掛かる事象が発生。shutdown -h now
を実行して、
真っ黒画面に遷移した後、真っ黒画面の状態で90秒程停滞し、その後停止する。
真っ黒画面の状態でESC
を押すと、下記のようなメッセージが確認できた。
A stop job is running for LVM2 metadata daemon
メッセージを検索すると、シャットダウン時に発生するLVMのバグらしい。
lvmetadの無効化
2.02.187
でfixされているようだが、2020/02/24時点、CentOS7向けの
lvm2
パッケージは2.02.185
が最新のようだったので、lvmetad
を無効化して
対処する。/etc/lvm/lvm.conf
を下記のように変更すると、lvmetadを無効化できる。
"変更前"
use_lvmetad = 0
"変更後"
use_lvmetad = 1
再度OSをシャットダウンして、すんなり落ちれば対処完了。
参考
sourceware.org - lvm2.git / commitdiff
Red Hat -メタデータデーモン (LVMETAD)