拙作のDisplayLiFiについて書きます。
LiFi というのは、可視光通信のことです。一般的には、LEDライトで通信をします。
が、これは、ディスプレイの明滅で通信する、というライブラリになります。
例えば、以下のユースケースを考えています。
- iPhoneのMobile Safariで、特定のウェブサイトに接続
- Arduino で組んだ回路の受光部をiPhoneに押し当てる
- 暫く待つと、iPhone にデータが送られる。
これは、送信側に特別な回路が必要なく、スマートフォンのみで使えるのが強みです。
ただし、通信速度は遅いですし、まだ安定した通信はできません。また、当然ながら、一方行通信です。
回路は、以下のとおりで、フォトダイオードをArduinoに繋ぎます。
フォトダイオード S9648-100
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02426/
JavaScriptのプログラムは以下のようなものです。これを見ると、ディスプレイが明滅し、それで文字列を送れます。(ポケモンショックを起こさないように気をつけてください。。)
今後、安定度を増して、ユースケースを増やしていきたいと思います。