はじめに
こんにちは。久しぶりの投稿です。
中学校教員として就職して2年が終わろうとしています。
学校現場では異色のPCスキルを持っており,GASもよく使いながら業務効率化を図っています。
さて,今回は大変な期末試験の作成方法を紹介します。
前提条件
- テスト問題は自身で作成
- 基本的なPCスキルはある
- LaTeXを知っている
テスト作成
これまでは,TeXWorksやTexShopをわざわざインストールして,テストを作成していました。
校務用PCには入れられないため,マイPCで作成していました。(BYODじゃないかというツッコミはなしでお願いします)
しかしながら,VSCodeに慣れている身からすると,これらのエディターは使いにくいです。
また,校務用PCで編集できないもの不便でした。
そこで,アカリクが提供しているCloudLaTeXを使ってテストを作成することにしました。
CloudLaTeX
CloudLaTeXはブラウザ上でLaTeXを編集できるサービスです。
CloudLaTeXは無料で利用できるため,学校のPCでも利用できます。
さらに,VSCode用の拡張機能も提供されているため,VSCodeで編集することもできます。
VSCodeでTeXを使えるようになるだけでも,かなり快適にテストを作成できるようになりました。
それだけでなく,VSCodeを使えるということはAIも使いやすいということです。
AIの活用
AIを活用することで,テスト作成の効率が格段に上がります。
テスト問題は生徒を直接見ている自分でなければ作成できないと思います。
しかしながら,問題を作ってしまえば,解答用紙の作成はAIに任せるだけでも,かなりの時間短縮になります。
そこで,今回はClineを使って解答用紙を作成してみました。
ClineはVSCode上でAIを使える拡張機能です。
Clineを活用するにはAIのAPIキーが必要です。
Clineを使った解答用紙の作成
Clineを使って解答用紙を作成するのに,まず,大問1のみ解答欄を作成しておきました。(2学期の解答欄をコピペしただけですが)
それを踏まえて,次のプロンプトをClineに投げました。
@/exam.tex を参考に,@/answer.tex に2つ目のセクション以降の解答欄を作成してください。
これで,ある程度の解答用紙が出来上がりました。
細かいレイアウトの処理を行い,最終的な解答用紙が完成しました。
Clineを使った配点案の作成
自分は評価するために必要な問題を並べて,テストを作った後に配点を考えます。(これが正しいのかはわかりません)
そこで,解答用紙のセクションに「知技」「思判表」をコメントで入れたうえで,次のプロンプトをClineに投げました。
知技が65点,思判表が35点となるようにテストの配点案を作成してください。
難易度について聞かれたので,次に作成するときは
知技が65点,思判表が35点となるようにテストの配点案を作成してください。テストの難易度は@/exam.tex を参考に判断してください。
配点案はある程度の精度であったため,微調整を行いました。
各問題の難易度は適切だったと思うのですが,なぜか存在しない問題も入れられ,小計が調整されていました。。。(なぜだろう)
おわりに
今回は,CloudLaTeXとClineを活用してテストを作成する方法を紹介しました。
これらのツールを活用することで,テスト作成(特に解答用紙作成と配点案作成)の効率が格段に上がりました。
TeXを使っているからこそ,AIと相性が良いということもあると思います。