前提
- Macで作業している
- ラズパイ3はOSセットアップ済みとする。
- Pi Camera はv2を購入(当然か)
- すべてssh接続越しに作業します。
まずカメラを装着
必ずラズパイの電源は落としておきましょう。
まず注意してほしいのが、カメラの差し口は画像の場所である。

ちゃんとラズパイの基盤の文字を見ればわかるが、薄暗い部屋で作業していたおかげで差し口を間違えていた。。。
装着し終わったらラズパイの電源をONにし、sshで接続しておく。
カメラを有効にする
$ sudo raspi-config
ラズパイでカメラの信号を受け取れるようにするため、
Interfacing Options > Camera > <Yes>
を選択する。
ここで一旦ラズパイを再起動する。
カメラの接続確認
カメラが認識されているか確認するため、以下のコマンドをターミナルで実行
$ vcgencmd get_camera
supported=1 detected=0 ←これはNG、カメラが検出されていないの
supported=1 detected=1 ←これがOK、認識されている
detected=0 となったら、ケーブルの差し口を確認する。
- 差し口を間違えていないか?
- 前後が逆になってないか?
- 浅くケーブルをさしてないか?
どうしても解決しない場合はカーネルが古い場合があるので、更新してみよう。
$ sudo rpi-update
$ sudo reboot
カメラで撮影
撮影はメチャ簡単
$ raspistill -o image.jpg
エラーメッセージがでなければ撮影成功している。
-o
でファイル名を指定しており、image.jpg
という画像名で撮影できているはず。
逆に mmal: 〜
とメッセージがでる時は何かしらエラーが起きている。
カメラのエラーについては以下サイトが参考になった。
PiCam異常時の現象
カメラ画像の確認
ssh越しに画像を確認するためにfeh
という画像ビューアをラズパイにインストールする。
$ sudo apt-get install feh -y
インストール後、以下コマンドでssh越しに画像を表示できる。
$ feh tmp.jpg
こんな表示で画像が確認できる。

もしmacで以下のエラーが出た場合
feh ERROR: Can't open X display. It *is* running, yeah?
この記事を参考にしてほしい
http://banbara-studio.hatenablog.com/entry/2017/08/06/135942
簡単に書くと
- XQuartzをインストールする
- ssh接続時に
-X
を付与して接続しなおす
これでssh越しfehが起動するはず!