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AngularJSとAngularのコミットメッセージガイドラインの比較

Last updated at Posted at 2019-09-22

はじめに

この記事を参考にコミットメッセージを付けていました。

ですが、あれ?と思った箇所があります。

それは、chore(雑用)という単語がしっくりこないことです。
具体的には自分のプロジェクトでCircleCIの設定変更をしてたのですが、
CIなのに雑用なのはちょっと違うかなぁ・・・と感じていました。

そこで参照元のガイドラインを見たところ、Angular(2.x〜)でなくAngularJS(1.x)になってたので、
最新のAngularのコミットガイドラインを雑に比較してみました。

比較方法

この2つの記事から該当箇所を抜き出してdiffした結果を目視確認しました。
ガイドラインとして影響しない箇所(リンク追加など)は除外しています。

相違点

Typeのchoreが分離されてなくなった

chore(雑用)は色々なものを含んでいましたが、以下のように分離されました。

  • build: ビルドシステムやライブラリの変更
  • ci: CI周りの変更

コミットログを見ると、ドキュメントのビルドにも build が使われるようです。
(例: build(docs-infra): xxx)

Scopeの付け方が明確化

Scopeの付け方が明確化されました。

  • 基本はnpmのパッケージ単位
  • いくつかの例外あり
    • packaging: package.json, *.d.tsなどでのパッケージレイアウトの変更
    • changelog: CHANGELOG.md
    • docs-infra: ドキュメントビルド関連
    • ivy: Ivy renderer
    • ngcc: Angular Compatibility Compiler
    • 空: style, test, refactorで全てのパッケージにまたがる場合
  • 複数のScopeにまたがる場合に * をつけてもいいという記述がなくなった

ここはプロジェクトによって異なる付け方になると思います。

おわりに

chore がなくなって ci を使えるようになったので安心しました( ´ω`)

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