2日間にわたって受講したPLATEAUアカデミーのまとめをこのように文章化し、残したいと思います。
1日目 交通(道路)モデルLOD1の作成
交差点部分を区切る
隅切りのある多差路ならこう、隅切りのない多差路ならこう、三差路ならこう、などと交差点の区切り方が決まっており、それに沿って交差点を区切る。
道路ポリゴンを作成
その後交差点部が区切られた道路ポリゴンを作成。
幾何検査
道路ポリゴンからラインを作成後、ラインの頂点間の距離が0.01m未満の箇所がないか検査し、その後さらにポリゴンを簡素化し再検査。
属性付与
交差点部、交差点以外の道路部などの属性やその他の必須属性を付与。地味にこれが大変でした。
符号化
シェープファイルを、FMEを利用し、CityGMLに変換。FMEは本来有料ですが、本講習では特別に。
品質検査
FME FLOWを用いて、PLATEAU仕様との整合性を検査。エラーなく終了できて一安心。
2日目 建築物モデルLOD0+1の作成
資料収集
航空写真や必要なソフトウェアなどを準備。
画像形式変換、座標変換、GPS情報の書き込みなど
各ソフトウェアを用いてデータの変換などを行う。そこそこの作業量があるので復習必須。
点群データ作成
航空写真から点群データを作成。今回は無料のソフトウェアで作成したが、どうやら有料のものの精度は別格らしい。


GISデータ変換
これまでの作業で作成したものをGISデータに変換。
属性付与
建物の高さの属性や名称、階層などのさまざまな属性を付与。
符号化、品質検査
道路のモデル同様、FMEを用いて検査を行う。
できたもの
初心者の自分でも3Dの建築物データを作ることができました。
航空写真から点群データをとれることが本講座を通しての一番の驚きでした。
この方法を実際の業務の中でも活かしたいです。
