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Amazon VPCを利用したネットワークの構築方法

Last updated at Posted at 2021-07-28

AWSの学習にこれから取り組む者です。

「Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築」

という書籍を参考に、「Amazon VPC」というサービスを使ってネットワークを構築する方法を学びましたので、アウトプットしたいと思います。
(AWSのサインアップ手順については省略します)

また、実際にネットワークを構築した後の様子を撮って解説しているため、少し紛らわしいかもしれません。ご了承ください

 VPC(仮想ネットワーク)領域の作成

[手順1] AWSにサインインし、VPCを開く。

image.png

一番上の検索バーから「VPC」と入力すると出てきます。
VPCを開くと以下の画像のような画面が表示されます。

image.png

[手順2] リージョンを設定する。
画面右上のメニューから、VPCの操作対象とするリージョンを選択します(今回は東京リージョンを選択)。

image.png

ここで用語を少し解説↓

・リージョンとは?
→ 全世界に22箇所存在するデータセンター群のこと。「東京リージョン」「オレゴンリージョン」「バージニアリージョン」などがある。

・データセンターとは?
→ サーバーを安全に保管するための施設のこと。

・アベイラビリティゾーンとは?
→ AWSの各リージョン内に存在するデータセンターのこと。

Amazon VPCやAmazon EC2で仮想的なサーバーやネットワークを構築する際は、「どのリージョンのどのアベイラビリティゾーンにするか」を設定する必要があります。

[手順3] 左メニューの「VIRTUAL PRIVATE CLOUD」下の「VPC」をクリックし、次の画面で「VPCの作成」をクリック。

image.png

[手順4] 名前タグとCIDRブロックを入力する
(今回は「VPC領域」、「10.0.0.0/16」というCIDRブロックを入力)

image.png

ここまでがVPC(仮想ネットワーク)領域の作成方法です。

VPCをサブネットに分割(パブリックサブネットの作成)

先ほど作成した「VPC領域」内には、2種類のサブネット(ネットワークの中にあるネットワークのこと)を作ることができます。

  1. パブリックサブネット: インターネットからアクセスすることを目的としたサブネット。
  2. プライベートサブネット: インターネットから乖離したサブネット。社内ネットワークで「経理部のネットワークだけ分けて、他部署からアクセスできないようにしたい!」といった場合に利用されるそう。

今回はパブリックサブネットを作成します。
[手順1] 左のメニューから「サブネット」をクリックし、右上の「サブネットの作成ボタン」をクリックします。

image.png

[手順2] VPC ID、サブネット名、CIDRブロックを入力し、「サブネットを作成」をクリックします。
今回は
「VPC ID: 先ほど作成したVPC領域を選択」
「サブネット名: パブリックサブネット」
「CIDRブロック: 10.0.1.0/24」
を入力。

image.png

以上により、VPC領域内に「パブリックサブネットを作成しました。
しかし、まだこのパブリックサブネットはインターネットと接続できていません。したがって、インターネットの接続設定を行います。

インターネットに接続する設定

サブネットをインターネットに接続するために、「インターネットゲートウェイ」を用います。

[手順1] 左のメニューからインターネットゲートウェイを作成し、「インターネットゲートウェイの作成」をクリックします。

image.png

[手順2] そのまま「作成」をクリックします。
(名前タグに名前を入力すれば、インターネットゲートウェイに名前をつけることもできます。複数のインターネットゲートウェイを作成する際には名前をつけると区別しやすい)

image.png

[手順2] 作成したインターネットゲートウェイにチェックをつけ、「アクション」をクリック、「VPCにアタッチ」をクリックします。
すると、結びつける先のVPC領域を選択する画面が表示されますので、最初に作成した「VPC領域」を選択し、「アタッチ」をクリックします。

image.png

次に、ネットワークにデータを流すための「ルーティング情報(ルートテーブル)」を設定します。

Amazon VPCでルートテーブルを設定

[手順1]ルートテーブルの作成をするために、左メニューから「ルートテーブル」をクリックし、「ルートテーブルの作成」をクリック。

image.png

[手順2] 「名前タグ」と「VPC(選択式)」を入力し、「作成」をクリック。
今回は以下を入力します。
「名前: パブリックルートテーブル」
「VPC: 最初に作成したVPC領域」

image.png

パブリックサブネットをインターネットに接続する

[手順1]作成した「パブリックルートテーブル」にチェックを入れ、「サブネット関連づけ」タブをクリック。

image.png

「サブネットの関連づけの編集」をクリックした後、割り当てたいサブネットにチェックを入れて「関連付けを保存」をクリックする。

image.png

[手順2]
左メニューから「サブネット」をクリックし、「ルート」タブをクリック。「ルートの編集」をクリックした後、「ルートの追加」をクリック。

image.png

「送信先」と「作成したインターネットゲートウェイ」を入力し、「ルートの保存」をクリックする。
今回は
「送信先: 0.0.0.0/0」
「ターゲット: 作成したインターネットゲートウェイを選択(igw-〇〇〇〇)」
を入力。

image.png


これで、仮想ネットワークの作成は完了です。
これを下地に、次回は「Amazon EC2を利用した仮想サーバーの作成方法」もアウトプットしていきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

次回→ Amazon EC2を利用した仮想サーバーの構築方法①(EC2インスタンス作成編)

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