0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

個人アクセストークンを使用したGitHubの認証の設定手順

Last updated at Posted at 2021-08-16

8月13日からGitHubのパスワード認証が廃止され、これまでのようにプッシュなどの操作を行うことができなくなりました。
実際、私もプッシュしようとした途端に以下のようなメッセージが表示されました。

ターミナル
remote: Support for password authentication was removed on August 13, 2021. Please use a personal access token instead.
remote: Please see https://github.blog/2020-12-15-token-authentication-requirements-for-git-operations/ for more information.
fatal: unable to access '自分のリポジトリURL': The requested URL returned error: 403

本記事では、パスワードの代わりに「個人アクセストークン」を使用した認証の設定手順をまとめたいと思います。
(私はMacを使用しています。Windowsをご使用の方はご注意ください)

個人アクセストークンの作成、取得

以下に手順がわかりやすく示されています。

上記のドキュメントに記載されている手順を大まかに書くと、以下の通りです。

  1. GitHubにログイン
  2. 画面右上のプロフィール画像をクリックし、次にメニューのSettingsをクリック
  3. 左側メニューの下から4番目にある「Developper settings」をクリック
  4. 続いて左側に表示される「Personal access tokens」をクリック
  5. 「Generate new token」をクリック
  6. 「Note」の入力フォームにはわかりやすいトークン名を入力し、「Select scopes(権限)」の下にある「repo」にのみチェックを入れたら、「Generate token」をクリック
  7. 個人アクセストークンが生成される(ghp_〇〇〇〇のような文字列)ので、それをコピーしておく。

ここまでで個人アクセストークンの作成、取得が完了しました。

しかし、ここで私はしばらく

「個人アクセストークンは取得できたけど、これをどうすればいいんだ?」

と悩んでいました。

取得した個人アクセストークンをキーチェーンアクセスのgithub.comに登録

調べているうちに、「キーチェーンアクセス」と言うものを使って、パスワードの代わりに個別アクセストークンを設定できることがわかりました。

キーチェーンアクセスとは

パスワードやアカウント情報を保管するmacOSアプリケーション

だそうです(Appleサポートより引用)。

まず、「command + space」でSpotlightを起動し、「キーチェーンアクセス」と入力します。
すると、「キーチェーンアクセス.app」が表示されますので、クリックして開きます。

キーチェーンアクセスを開いたら、右上の検索バーに「github.com」を入力し、検索します。
すると、「種類」の項目が「インターネットパスワード」で「github.com」という名前のものが表示されるので、クリックします。

image.png

すると、以下の画像のような画面が表示されると思います(右側は個人情報のため、左側のみお見せします)。

image.png

ここで、一番下の「パスワードを表示」にチェックを入れてください。既存のパスワードを入力したら、パスワードを削除し、先ほど作成した個人アクセストークンを代わりに入力してください。
これで「変更を保存」をクリックします。

以上で 「個人アクセストークンを使用したGitHubの認証の設定」は完了です。
私は上記の手順により、以前と同じようにプッシュを行うことができるようになりました。

参考記事

個人アクセストークンを使用する(GitHubの公式ドキュメント)
8月13日よりgithubでパスワードでプッシュできない。
GitHubがパスワード認証を廃止するらしいので

こちら、参考にさせていただいた記事です。ありがとうございました。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?