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Cursor + Claude Code ハイブリッド開発:個人開発者の生産性 2 倍化

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はじめに

「Cursor だけ」「Claude Code だけ」を使う方は多いですが、両方を組み合わせる と生産性がさらに向上します。

私はこの 2 つを 4 ヶ月間使い分けて、個人で 2 つの SaaS を同時に開発しました。この記事では、その使い分け方法と具体的な作業フローを紹介します。

なぜ 2 つ組み合わせるのか

Cursor と Claude Code は、それぞれ得意な分野が異なります。

観点 Cursor Claude Code
形態 IDE(VS Code フォーク) CLI
強み 即時対話、コード編集 長尺タスク、自律実行
苦手 30 分超の連続タスク 短い対話、即時補完
料金 20 USD / 月 Claude Pro 同梱

「コードを見ながら手を動かす作業」と「離席中にも進めたい作業」は性質が異なります。1 つで両方を行うより、用途に応じて分けた方が効率的 です。

使い分けの基本:5 分ルール

私はタスクの所要時間で使い分けています。

  • 5 分以内で終わるか、画面を見ながらやりたい → Cursor
  • 5 分超、または画面を離れたい → Claude Code

具体例:

タスク 所要時間 ツール
関数 1 つの実装 3 分 Cursor
バグ修正 + 周辺テスト 15 分 Claude Code
ドキュメント更新 1 ページ 5 分 Cursor
設定ファイル全部書き直し 20 分 Claude Code
命名規則変更(複数ファイル) 30 分 Claude Code

ワークフロー 1:朝のキックオフ

Cursor 単体ではなく、Claude Code でタスク整理

$ claude
> 昨日コミットした変更を読んで、今日やるべきタスクを 5 つ提案して

Claude Code が git loggit diff を自動で読み、優先度付きでタスク案を出してくれます。

Cursor で詳細を詰める

タスクをメモ帳ではなく Cursor のチャットに貼り付け、「タスク 1 を、どのファイルを編集すれば良いか教えて」と確認します。

ワークフロー 2:実装タイム

Cursor でコード書き

  • Cmd-K でコード生成
  • Tab で補完
  • 不明点は右サイドチャットで質問

ここは Cursor の独壇場です。Claude Code を使う必要はありません。

Claude Code に「テスト書いて」を丸投げ

実装が一段落したら、ターミナルで:

$ claude
> src/lib/payment.ts と src/lib/inventory.ts のテストを書いて。既存テストの書き方に合わせて、エッジケースも 3 件含めて

15 分後、テストファイルが完成しています。コーヒーを淹れに行ける タスクです。

ワークフロー 3:リリース前の総仕上げ

Claude Code で並列タスク

> 以下を順番にやって:
1. 全テストを実行、失敗があれば修正
2. README.md に新機能のセクションを追加
3. CHANGELOG.md にバージョン番号と変更点を追加
4. git add, commit, push
5. PR を作って、説明文には変更点と手動検証手順を含める

これを Claude Code に依頼すると、30 分〜1 時間で完了します。私は別の SaaS の作業を Cursor で進めながら、リリース系を Claude Code に並列処理させます。

Cursor で最終チェック

PR が作られたら、Cursor で開いて差分をレビューします。

変更点を要約して、見落としがあれば指摘して

Cursor の「リポジトリ全体の文脈を読む能力」を使い、最終チェックします。

ワークフロー 4:エラーが出た時

Cursor で即時調査

エラーメッセージを Cursor チャットに貼り、「このエラーの原因と修正案を 3 つ」と依頼します。

Claude Code でリポジトリ全体検証

「このエラーが他のファイルでも起きていないか」を Claude Code で:

> このエラーパターン(具体的な内容を貼る)が、リポジトリの他のファイルでも起きていないか調べて。あれば修正案を提案して

リポジトリ全体を grep + 読み込みで調べてくれます。Cursor だと開いているファイルしか見ない場合があるので、Claude Code が補完してくれます。

ワークフロー 5:CLAUDE.md の運用

CLAUDE.md をリポジトリ直下に置くと、Claude Code が毎回読み込みます。私の CLAUDE.md は以下の構成:

## このリポジトリのルール

- 言語:TypeScript(strict mode)
- スタイル:Prettier、tsconfig は strict
- テスト:Vitest(既存テストの書き方に合わせる)
- DB:Supabase、マイグレーションは supabase/migrations/

## やってはいけないこと

- mock の DB を使うテストは書かない(既存テストは実 DB 接続)
- 1 ファイル 500 行を超えたら分割
- console.log は debug モードでのみ許可

## デプロイ手順

1. main ブランチで全テスト合格
2. AWS Amplify が自動デプロイ
3. ヘルスチェック /api/health で 200 確認

これがあると、Claude Code は「規約違反したコード」を出さなくなります。

Cursor の Project Rules も併用

Cursor 側にも .cursor/rules/ でプロジェクトルールを設定しています。CLAUDE.md と内容を同期する必要があります。

まとめ:2 ツールの使い分け表

場面 使うツール
コードを書きながら考える Cursor
既存コードに 1 行追加 Cursor
「全テストを書き直して」 Claude Code
「PR 作って、説明文も書いて」 Claude Code
エラーの即時調査 Cursor
リポジトリ全体の影響調査 Claude Code
設計の議論 Cursor サイドチャット
デプロイスクリプト作成 Claude Code

料金感

Claude Pro 同梱の Claude Code を使う限り、追加コストはほぼゼロ。Cursor 20 USD と Claude Pro 20 USD で月 6,000 円程度。Copilot 単体(10 USD)より生産性が 2 倍以上 という体感です。

まとめ

Cursor と Claude Code は、競合ではなく 役割分担できる 2 ツール です。1 つに絞らず、両方契約することで、個人開発者でも企業エンジニア並みの生産性が出せます。

私が運営している AI 比較メディアでは、Cursor / Claude Code の詳細レビューと、組み合わせ戦略を公開しています:

参考になれば。


※ 仕様・料金は 2026-05 時点のものです。

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