はじめに
自分用の備忘録ですが、同じ環境の方の参考になれば。
tmux 環境で Claude Code を使っていると、会話の途中で別の作業を並行して進めたくなることがあります。.tmux.conf に1行追加するだけで、現在のセッションをフォーク(分岐)して新しいペインで開けるようになります。
設定
以下を ~/.tmux.conf に追加します。
# prefix + C-f でClaudeセッションをフォークして右ペインで開く
bind C-f split-window -h -c "#{pane_current_path}" "claude --continue --fork-session"
各オプションの意味は以下のとおりです。
-
split-window -h— 現在のペインの右側に新しいペインを作成 -
-c "#{pane_current_path}"— 元のペインと同じディレクトリで起動 -
--continue— 現在のディレクトリで最後に使ったセッションを継続 -
--fork-session— 元のセッションを変更せず、新しいセッションIDで分岐
上下に分割したい場合は -h を -v に変更します。
設定後、tmux source-file ~/.tmux.conf でリロードすれば使えます。
使い方
- Claude Code で作業中に
prefix + Ctrl+fを押す - 右側に新しいペインが開き、フォークされたセッションが起動する
- 元のペインと分岐先、それぞれ独立して会話を続けられる
フォーク先は元のセッションの会話履歴を引き継いでいるため、文脈を共有した状態で別の作業に取りかかれます。
ユースケース
- 調査と実装の分離 — 片方で設計方針を相談しながら、もう片方で実装を進める
- 異なるアプローチの並行試行 — 同じ課題に対して別の解決策を同時に試す
- レビューしながら修正 — フォーク元でコードレビュー、フォーク先で修正作業
注意点
--continue は「現在のディレクトリで最後に使ったセッション」を対象にします。同じディレクトリで複数の Claude Code セッションを開いている場合、最新のものがフォークされます。
追記: /btw コマンドとの使い分け
2026年3月11日、Claude Code に /btw(by the way)コマンドが追加されました。会話の途中でちょっとした確認をしたいだけなら、フォークせず /btw あのファイル名何だっけ? などと打つほうが手軽です。
回答は一時的なオーバーレイとして表示され、会話履歴には残りません。ただしツールの使用(ファイル読み取り・コマンド実行等)はできず、やり取りも1往復のみという制約があります。
| 観点 | /btw |
フォーク |
|---|---|---|
| 手軽さ | その場で即実行 | tmux 設定が必要 |
| ツール使用 | 不可 | 可能 |
| 会話の継続 | 1往復のみ | 複数ターン可能 |
| 会話履歴 | 残らない | 独立セッションとして残る |
簡単な質問は /btw、ツールを使った本格的な並行作業にはフォークと使い分けるのが良さそうです。